『モバイルPASMO』がついに誕生!2020年春にサービス開始。どんなサービスになるのか?モバイルSuicaとの共存は?

今回はかねてから噂をされていた交通系電子マネーPASMO(パスモ)のモバイル版の『モバイルPASMO』について紹介したいと思います。

このモバイルPASMOですがじつは以前からその存在が噂されていました。

そのことの発端となったのがこちらの2017年9月17日に出願された『モバイルPASMO』の商標登録です。

これにより一部の界隈では「ついにモバイルSuicaに対抗してPASMOのモバイル版が出るぞ!」と話題になりました。

こちらの記事でも話題として取り上げて多くの人に読んでもらいました。

「モバイルSuica」に続け!「モバイルPASMO」が商標登録に出願というニュース!!

それから1年以上の時間が経ち「開発を断念したのかな・・・」なんて空気感となり話題もいつしか消えてしまいました。

それが2020年1月21日にいよいよついに公式に発表されました!

・ 2020年春、モバイルPASMOが始まります (PASMO公式サイト)

さすがにこの発表を見た時には「私もついに来たか!」と思ってしまいました。

それでは、そんなモバイルPASMOについて詳しく紹介していきたいと思います。

モバイルPASMOとは?

いきなり冒頭から勝手に盛り上がってしまいましたが、「そもそもモバイルPASMO」って何?と思う方もいるかもしれません。

そもそもPASMO(パスモ)を使ったことがない、持っていないという人には興味の無い話かもしれません。

おそらくお住まいの地域によっては温度差がかなりあるかもしれませんね。

まず、PASMO(パスモ)のことを簡単に説明すると電車、バスで利用できる交通系電子マネーです。

交通系電子マネーではJR東日本が発行しているSuica(スイカ)が最も有名ですが、それに次ぐのがPASMO(パスモ)といったところです。

いまではSuica(スイカ)とPASMO(パスモ)は相互利用できるようになりましたが、Suica(スイカ)がJR線でしか使えなかった頃に、PASMO(パスモ)は私鉄、バスに利用できる電子マネーとして誕生しました。

PASMO(パスモ)はとくに東京都、神奈川県、埼玉県にお住いの方にはなじみの深い電子マネーでしょう。

東京都では地下鉄の東京メトロをはじめ東急田園都市線、東急東横線、大井町線、世田谷線などの鉄道や、東急バス、立川バスを利用している人には馴染みが深いでしょう。

神奈川県では神奈川県を通る小田急線、相鉄線、京急線などの鉄道や、小田急バス、相鉄バスを利用している人には馴染みが深いでしょう。

PASMO(パスモ)はとにかく首都圏、関東圏内ではSuica(スイカ)と双璧となる電子マネーです。

モバイルPASMOで何が便利になるの?

モバイルPASMOで生活のいったい何が便利になるのか?

なかには従来のカード式のPASMOでも十分という人もいるかもしれません。

まず、モバイルPASMOで何ができるのかを簡単に紹介すると以下のようなものがあります。

■ スマホにPASMOを搭載できるのでカード式のPASMOが不要になる

■ スマホでいつでもクレジットカードからPASMOへチャージが可能になる

■ カード式のPASMO同様に電車、バス、お買い物での利用ができる

■ PASMOの定期券が利用できる(一部事業者による)

モバイルPASMOの最大のメリットはスマホにPASMOが搭載できるので、カード式のPASMOが不要になるという点でしょう。

お出かけの際にスマホは持ったけどPASMOを忘れた・・・、なんてことを経験した人は、スマホにPASMOが搭載されていればと何度も思ったことでしょう。

それが2020年の春に実現します。

もうスマホを持てば一緒にPASMOも携帯したも同然になります。

その次に大きなメリットはPASMOのクレジットチャージがスマホでいつでもできるということです。

これからは自宅でも会社でも何時でもどこでも簡単にクレジットカードでチャージをすることが可能になります。

もう駅の券売機に並んで現金やクレジットカードでチャージする必要がありません。

これも大きなメリットの一つです。

また、PASMOで定期券を利用している人もいると思いますが、モバイルPASMOになっても定期券を利用することができます。

モバイルPASMOの定期券が利用できる販売予定事業者は以下のようになっています。(2020年1月21日時点)

鉄道

小田急電鉄株式会社 京王電鉄株式会社 京成電鉄株式会社
京浜急行電鉄株式会社 埼玉高速鉄道株式会社 相模鉄道株式会社
首都圏新都市鉄道株式会社 新京成電鉄株式会社 西武鉄道株式会社
千葉都市モノレール株式会社 東急電鉄株式会社 東京地下鉄株式会社
東京都交通局 東武鉄道株式会社 北総鉄道株式会社
株式会社ゆりかもめ 横浜高速鉄道株式会社 横浜市交通局
株式会社横浜シーサイドライン

バス

小田急バス株式会社 株式会社江ノ電バス 川崎市交通局
川崎鶴見臨港バス株式会社 関東バス株式会社 京王電鉄バス株式会社
京成バス株式会社 西武バス株式会社 相鉄バス株式会社
立川バス株式会社 東急バス株式会社 東京都交通局
西東京バス株式会社 日立自動車交通株式会社 横浜市交通局

これまでモバイルSuicaでもJR路線を含めれば定期券の購入が可能でしたが、JR路線を含まない場合はPASMOで定期券を作らなければなりませんでした。

これがモバイルPASMOによりJR路線を含まなくてもスマホで定期券を購入することが可能になります。

これは電車通勤の人にはちょっと嬉しいことですね。

モバイルPASMOとモバイルSuicaは共有できるのか?

モバイルPASMOが利用できるようになったとして気になることとしては、「同じスマホにモバイルSuicaが搭載されていた時にどちらが優先して利用されるのか?」という点でしょう。

PASMO(パスモ)もSuica(スイカ)も相互利用が出来るところが多いので、駅の改札でスマホをピッとした時にどちらの残高から引かれるのかというのは気になるところです。

おそらくモバイルSuicaを利用している人の中にはモバイルPASMOも併用したいと考えている人はいるでしょう。

こちらについては、PASMO協議会の担当の方の意見として以下のようなコメントになっています。

「Suicaとの共存など、詳細な仕様については調整中。3月初旬の案内でより詳しいことが伝えられると思う」 PASMO協議会 担当

引用 engadget日本版

一言でいえば現時点では答えられないということですね。

これについては、サービスの詳細が明らかになる3月初旬まで待つしかなさそうですが、できればストレスなくモバイルPASMOとモバイルSuicaが併用できるようになって欲しいところです。

万が一「モバイルSuicaかモバイルPASMOいずれかしか利用できません」なんてことになったら・・・利用者は激減してしまうでしょう。

モバイルPASMOはiPhoneで使えるようになるのか?

モバイルPASMOの唯一にして最大のデメリットと言えるのが「Android版のみ対応」でサービスが開始されるということです。

日本は多くの人がiPhoneを利用しているのでiOS版が無いというのはかなりの痛手です。

そこで気になるのが、「将来的にモバイルPASMOはiPhoneで利用できるのか?」という点です。

はっきりとした答えはないのですが、おそらく将来的にはiOS版をリリースするために開発をしているでしょう。

ただし、PASMO協議会の広報担当者のコメントしては以下のようになっているようです。

「対応するかどうかも含めて、現時点では未定」 PASMO協議会の広報担当者

引用 engadget日本版

ネックになっているのはiPhoneに搭載されているApple Payのセキュリティなどの要件にモバイルPASMOが対応できるかどうかに掛かっているのでしょう。

こちらのビジネスインサイダーの記事でも紹介されています。

なぜ「モバイルPASMO」はiPhoneに提供されないのか? (Business Insider)

ちなみにAndroid端末でもおサイフケータイ対応していない機種ではモバイルPASMOを利用することはできませんのでご注意ください。

モバイルPASMOに使うおすすめのクレジットカードは?

モバイルPASMOはクレジットカードによるチャージができます。

利用できるクレジットカードについては詳細はまだ発表されいませんが、VISA、MasterCard(マスターカード)、JCB、アメリカ・ンエキスプレス(アメックス)、ダイナースクラブなどの主要なクレジットカードブランドに対応してくると思います。

そこで、モバイルPASMOのチャージにおすすめのクレジットカードを紹介したいと思います。

小田急OPクレジットカード

小田急線を利用の方におすすめなのは小田急が発行している小田急OPクレジットカードです。

こちらのクレジットカードはPASMOのオートチャージに対応しているため、モバイルPASMOへのオートチャージも利用可能になるでしょう。

・ 小田急ポイントカード【OPクレジット】 (公式サイト)

まだ、クレジットカードとしても小田急ポイントが貯まるので小田急でお買い物をする方にはお得なクレジットカードです。

ほかにもロマンスカーの利用がネットで予約できたりポイントが多くもらえたりと、小田急を利用する方には何かと便利なカードです。

・ 小田急ポイントカード (公式サイト)

小田急OPクレジットカードについてはこちらの記事でも詳しく紹介していますので、合わせて読んでみて下さい。

神奈川県にお住まいの方、小田急沿線にお住まいの方にお得な「OPクレジットカード」 最大でお買い物が10%もお得になる地域密着型カードです。

ソラチカカード

ANAカードのソラチカカードは東京メトロ To Me CARDとも提携しており、東京都内の地下鉄利用者にとって数少ないPASMOのオートチャージが利用できるお得なクレジットカードです。

ANAソラチカカードは東京メトロ利用時に1回乗車につき、平日ならメトロポイントが5ポイントもらえます。

さらに休日となるとメトロポイントが15ポイントもらうことできます。

また、ANAソラチカカードは貯まったメトロポイントをANAマイルに交換することが可能です。

交換レートはメトロポイント100ポイントをANAマイル90マイルに交換することができます。

地下鉄に乗ってANAマイルを貯めることができるのがANAソラチカカードの大きな魅力です。

・ ソラチカカード (公式サイト)

ANAソラチカカードについてはこちらの記事でも詳しく紹介していますので、合わせて読んでみて下さい。

電車も飛行機もバスも!これ1枚でカーバーできる、ポイント能力の高い『ソラチカカード』について解説

東京メトロ To Me CARD

東京メトロ To Me CARDは東京都内の地下鉄利用者にとって数少ないPASMOのオートチャージが利用できるお得なクレジットカードです。

東京メトロTo Me CARDは東京メトロ利用時に1回乗車につき、平日ならメトロポイントが10ポイントもらえます。

さらに休日となるとメトロポイントがさらに倍の20ポイントもらうことできます。

ANAソラチカカードに比べるともらえるメトロポイントが多いのが東京メトロ To Me CARDの魅力です。

その代わりにANAマイルへの交換はソラチカカードと違い東京メトロ To Me CARDでは利用できません。

また、PASMOのチャージでもポイントがもらえるので地下鉄利用者にはメリットが大きいクレジットカードです。

・ 東京メトロ To Me CARD (公式サイト)

東急カードTOP&カード

東急カードTOP&カードは東急田園都市線など東急電鉄を利用している人にお得なクレジットカードです

PASMOのオートチャージでポイントが1%もらえるだけではなく、定期券を1年分購入すれば定期料金の3%がポイントとしてもらえます。

また、東急カードTOP&カードもPASMOのオートチャージに対応しているので、モバイルPASMOでのオートチャージに対応するでしょう。

・ 東急カードTOP&カード (公式サイト)

モバイルPASMOで電車・バス利用者の生活が大きく変わる

モバイルPASMOの誕生はJR路線を利用していないPASMO(パスモ)利用者にとっては念願の出来事だったでしょう。

スマホでモバイルSuicaの利用者を尻目にカード式のPASMO(パスモ)を使っていた人は、「いつかPASMO(パスモ)もスマホで利用できるようにならないかなぁ」と思っていたと思います。

とくに、PASMO(パスモ)をオートチャージを利用していなかった人にとっては、モバイルPASMOになることでいつでもクレジットカードによるチャージができることは大きな出来事の一つだと思います。

自宅でも職場でも外出先でも場所を選ばずにチャージできる便利さを体験したら、おそらくカード式のPASMOには戻れないでしょう。

カード式のPASMO(パスモ)を利用している人は2020年の春にモバイルPASMOを利用すれば、あなたのお財布もしくは定期入れからカードが1枚減りますよ。

以上、『モバイルPASMO』がついに誕生!2020年春にサービス開始。どんなサービスになるのか?モバイルSuicaとの共存は?の記事でした。

読んで頂きありがとうございました。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする