クレジットカードの新しい支払い方法『コンタクトレス』。クレジットカードも非接触でタッチ決済できる時代がやってくる。

今回はクレジットカードの新しいお支払い方法『コンタクトレス』について紹介していきたいと思います。

クレジットカードにこちらの画像の電波のようなマークがあると『コンタクトレス』のお支払いが使えます。

では、コンタクトレスについて詳しく紹介していきたいと思います。

コンタクトレスってなに?

「コンタクトレスっていったい何?」と思う人がいると思いますが、簡単に言うと電子マネーのように非接触でカードをかざしてお支払いをするという方法です。

かつてはクレジットカードのお支払いといえばカードの黒いライン(磁気ストライプ部)を読み取り機にスライドさせてスキャンするという方法が主流でした。

しかし、この方法はスキミングなどの詐欺被害に遭う可能性が高く今であまり使われていません。

いま主流といえるのはクレジットカードにICチップが搭載されたもので、カードを決済機に挿して暗証番号を入力して支払うという方法です。

この方法は安全面で優れていますが暗証番号の入力などやることが増えてしまい、電子マネーやスマホ決済の支払いに比べると少し作業が多く面倒と感じている人もいると思います。

そこで、電子マネーやスマホ決済のように非接触で読み取り機にかざすだけで支払いができる方法が『コンタクトレス』です。

各クレジット決済会社がコンタクトレスを採用し始めている

コンタクトレス決済が使えるクレジットカードにはどのカードなのか?

じつは意外とコンタクトレス決済に対応しているクレジットカードというのは多いです。

アメリカン・エキスプレス

まず紹介するのはアメリカン・エキスプレス(通称:アメックス)です。

・ アメリカン・エキスプレス・カード (公式サイト)

アメックスのクレジットカードにはコンタクトレスが採用されています。

下の画像で言うとカード番号の右上にある7997の左に『コンタクトレス』のマークがあります。

アメックスではプロパーカードのグリーンカード、ゴールドカード、プラチナカード、ブラックカード(センチュリオン)すべてにこのタッチ決済機能を搭載しており、コンタクトレスにかなり積極的です。

※プロパーカード以外の提携カードでは一部非対応のものがあります。(例:ANAアメリカン・エキスプレス、ペルソナSTACIAアメリカン・エキスプレスなど)

 

・ アメックス|タッチ決済 (アメリカン・エキスプレス公式)

世界中に顧客がいるのでアメリカン・エキスプレス・カードはコンタクトレス決済に積極的なのでしょう。

・ アメリカン・エキスプレス・カード (公式サイト)

VISA

2番目に紹介するのはVISAです。

VISAも世界中で利用できるクレジットカードブランドのためコンタクトレスに積極的なカードです。

VISAではタッチ決済機能として『Visa pay Wave』という呼び方をしています。

※現在ではVisa pay Waveという呼び方はあまり使われておらず今後は呼称はなくなりそうです。

また、VISAでは過去に三井住友カードと連携してリストバンド型のタッチ決済を採用するなどユニークな取り組みもしています。

日本初!Visaと三井住友カード、Visaのタッチ決済対応「リストバンド型プリペイドカード」を発行 (VISA公式)

こういったものはフジロックやSUMMER SONICなどのイベンドで採用されると現金を使わずに買い物ができておもしろいなと思います。

VISAでタッチ決済が出来る代表的なクレジットカードの一例としては以下のようなものがあります。

・ 三井住友VISAカード (公式サイト)

・ イオンカードVISA (公式サイト)

・ ANA VISAカード (公式サイト)

・ JAL・Visaカード (公式サイト)

MasterCard(マスターカード)

3番目に紹介するのはMasterCard(マスターカード)です。

MasterCard(マスターカード)はタッチ決済機能として『MasterCardⓇコンタクトレス』という呼び方をしています。

MasterCardⓇコンタクトレス (MasterCard公式)

MasterCard(マスターカード)でコンタクトレスができるクレジットカードはまだ多くはなく、いまのところオリコカードの以下の3枚が主なカードとなります。

・ Skywalker Card MasterCard (公式)

・ Colette MareオリコMasterCard (公式)

・ IKSPIARIオリコMasterCard (公式)

その他にはデビットカードで住信SBIネット銀行のミライノデビット、ミライノデビットPLATINUMなどがあります。

現在はあまり多くのクレジットカードにコンタクトレスは採用されていませんが、他のクレジットカード会社の対応の動きを見ると、今後MasterCardブランドのクレジットカードにも採用は増えていくかもしれません。

JCB(ジェーシービー)

4番目に紹介するのはJCB(ジェーシービー)です。

JCB(ジェーシービー)はタッチ決済機能として『JCB Contactless(コンタクトレス)』という呼び方をしています。

JCB Contactless(コンタクトレス) (JCB公式)

JCBカードでコンタクトレスが利用できるカードは現在のところ以下の2枚のみとなっています。

・ ジャックスカードJCBコンタクトレス (ジャックス公式)

・ ANA JCBカードSTAR WARSデザイン (JCBカード公式)

JCBカードはコンタクトレスに対してまだあまり積極的ではありませんが、機能としては用意されているのでJCBのプロパーカードに採用されたら一気に急拡大するかもしれません。

コンタクトレスのメリット・デメリット

一見便利そうなタッチ決済のコンタクトレスですが「良いことばかりではないでは?」と思う人がいると思うので、コンタクトレスのメリット、デメリットについて紹介したいと思います。

コンタクトレスのメリット

■ とにかく決済スピードが速い

コンタクトレスにすることの最大のメリットと言えるのが支払いのスピード(速さ)です。

カードを店員さんに渡したり決済端末に挿して暗証番号を入力するという動作も不要になるのでその差は歴然です。

カードをかざすだけで支払うということは駅の改札をSuica(スイカ)などで通るイメージでお会計をすることができます。

朝の通勤ラッシュの時間帯のコンビニでお客さんが全員コンタクトレスを利用したら、レジの前の渋滞なども無くなるでしょう。

■ 作業が少なく片手がふさがっていても出来る。

両手がふさがるくらいに荷物を持った状態や雨で傘を持った状態などでお買い物をするときにお財布から現金やカードを取り出すことを不便に思ったことがあると思います。

レジの前でいったん荷物を置いて支払いをしてまた荷物を持つというのはけっこう不便に感じる機会があると思います。

コンタクトレスならカードをかざすだけなので両手がふさがっていても荷物を腕にかけてカードを手で持ってかざすことでお支払いをすることができます。

コンタクトレスのデメリット

■ 安全性に心配が残る

コンタクトレスの唯一にして最大のデメリットは安全性への不安でしょう。

コンタクトレスはクレジットカードをかざすだけでお支払いが出来るという点で利便性は高いのですが、その一方で簡単に誰でも利用できてしまうというデメリットもあります。

もし、第三者にクレジットカードが渡ってしまった場合、その人が本人ではなくてもクレジットカードで簡単にお買い物が出来てしまうという点は心配ですよね。

なお、クレジットカードでは万が一第三者に不正に利用されてしまった場合には補償も用意をしているのでそちらを利用すれば問題はありません。

また、第三者に盗難に遭ってもそもそもコンタクトレスという使い方を知らなければ不正利用される心配も低いです。

それでも不正利用されるというのはいい気がしませんよね。

もし、クレジットカードを無くす心配のある人は無理にコンタクトレスに対応しているクレジットカードを利用しないほうが良いでしょう。

世界的にはコンタクトレスの普及が拡大し続けている

日本ではあまり見かけないコンタクトレスの決済方法ですが、海外ではすでにコンタクトレスによる決済というのは浸透しています。

クレジット決済会社のVISAでは世界の決済方法の半分以上がタッチ決済(コンタクトレス)に切り替わっていると説明しています。

「豪州ではビザカードの対面取引の9割超がタッチ決済だ。全世界でも半分以上がタッチ決済に置き換わっている。日本でも同じように広める自信がある」

引用 朝日新聞

・ VISAタッチ決済カード急増、金融と連携で1千万枚超 (朝日新聞)

日本においてもすでにマクドナルドやローソンなどでは対応が進んでおり、2020年にはイオンなどでもタッチ決済の導入を進めていくということで、利用できる場所も増え続ける流れです。

まだ、いろんな問題も残っていますが時代の流れとしてはやはり利便性の高いものが支持されることが多いので、次第にクレジットカードのお支払い方法もタッチ決済が主流となっていくことでしょう。

以上、クレジットカードの新しい支払い方法『コンタクトレス』。クレジットカードも非接触でタッチ決済できる時代がやってくる。の記事でした。

読んで頂きありがとうございました。

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