日本最大級のポイントサービス『Tポイント』の魅力が激減!?いったいどうしたというのでしょうか?これからのTポイントについて考察。

カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が提供する日本最大級のポイントサービスの『Tポイント』にいま異変が起こっています。

会員数が約7,000万人を誇る日本を代表するポイントサービスでのこの異変というのはちょっと衝撃的です。(会員数は2018年9月末時点)

・ 6,788万人の会員基盤 (CCCカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社)

会員情報の捜査当局への提供

いったいどんな異変が起こったのかというと、まず最初に起こった異変というのが個人情報提供についてのニュースです。

・ Tカードだけじゃなかった 個人情報提供どこまで (朝日新聞デジタル)

こちらは裁判所などが令状を出して警察などへの捜査当局へ会員の個人情報を提供することについてですが、会員規約への記載のない「捜査関係事項照会書」でも情報を提供していたことが問題として上がりました。

このニュースは最初『Tポイント』のみが実施したことのように報道されてしまいましたが、蓋を開けてみれば『Ponta(ポンタ)』、『dポイント』、『楽天スーパーポイント』といった会員を抱える各ポイントサービスも同様に行っていました。

ほかにも『Suica(スイカ)』、『LINE(ライン)』なども同じ対応だったのでまぁ致し方ないでしょう。

なにより犯罪などの被害を防ぐためという理由であれば情報が提供されるのはしょうがないと思った人が多かったのではないでしょうか。

ドトールコーヒーでTポイントサービスが終了

ここからはTポイント会員に対して直接的に関わってくるちょっとネガティブなニュースになります。

こちらは2019年4月19日にドトールコーヒーでTポイントの付与や利用が終了になるというニュースです。

・ ドトール Tポイント終了へ (IT media NEWS)

Tポイントプログラム終了のお知らせ

日頃は、当社店舗をご利用いただき誠にありがとうございます。この度ご愛顧いただいておりましたTポイントプログラムを、終了させていただくことになりました。長年ご利用いただき、誠にありがとうございました。

引用 ドトールコーヒーショップ(公式)

会社に出勤する前の朝のコーヒー一杯をドトールで飲むことが日課となっているという人もいるでしょう。

その朝のコーヒー代でコツコツTポイントを貯めていた人にはまさに悲報ですね・・・。

なお、今回Tポイントサービスが終了になるコーヒーショップはドトールを含めて以下の店舗が対象となります。

■ドトールコーヒーショップ

■エクセルシオール カフェ

■カフェ・レクセル

■ル・カフェ ドトール

毎日のように利用するところだからこそポイントサービスが利用できるメリットは大きいのですが、これはかなりマイナスポイントなります。

ちなみにTポイントサービスは終了となりますが、ドトール独自ポイントの「ドトールバリューカード」のポイント付与は継続してサービスが提供されます。

・ ドトールバリューカード (ドトールコーヒー公式)

まさに独自ポイントを残して共通ポイントサービスが淘汰されてしまう結果ですね・・・。

TUTAYA(ツタヤ)でもらえるボーナスポイントが期間固定ポイントに

こちらもかなりショックなニュースですが、Tポイントを代表するレンタルショップ大手のTUTAYA(ツタヤ)でもポイントサービスの改悪ニュースがあります。

それは、TUTAYA(ツタヤ)利用でもらえるボーナスポイントが期間固定のTポイントに変更になるという残念なニュースです。

・ TUTAYAにおけるTポイントサービス変更のご案内 (TUTAYA公式)

「この期間固定ポイントというのはどういうポイントなのか?」

大きな特徴としては以下のようになります。

出典 TUTAYA(ツタヤ)公式

■ポイントの有効期限が30日間と短い

■期間固定ポイントの利用はTUTAYA(ツタヤ)での利用のみに限定される

これまでボーナスポイントはTUTAYA(ツタヤ)以外でも利用でき、さらに有効期限も1年間という長期間利用することが出来ました。

これが30日間という有効期限とTUTAYA(ツタヤ)のみでの利用ということで、ポイントの利便性は大きく下がってしまいました。

TUTAYA(ツタヤ)のヘビーユーザーであれば問題ないかもしれませんが、たまにしか利用しないライトユーザーの人にとっては大きな悲報ですね。

ファミマでのTポイントサービス終了の可能性

TUTAYA(ツタヤ)よりもさらにおそろしいのが、Tポイントサービスを利用しているコンビニ大手のファミマ(ファミリーマート)までもが、Tポイントサービスからの撤退を検討いているということです。

・ Tポイントからファミマ離脱か 乱戦、共通ポイント (日本経済新聞)

コンビニはいまはや生活における重要な場所の一つで利用する機会の無いという人は少ないでしょう。

そのコンビニの中でもTポイントが利用できるファミマがTポイントサービスから離脱する可能性があるというニュースはかなり衝撃的です。

しかし、ファミマがTポイントをやめるとなると代替(だいたい)となるポイントサービスが何か必要になるでしょう。

セブン-イレブンのnanaco(ナナコ)のように独自ポイントを生み出す可能性もありますが、いま注目を集めているヤフー・ソフトバンクグループの『PayPay(ペイペイ)』となる可能性もあるのではないかと個人的には思います。

その理由として、Tポイントの運営会社であるTポイントジャパン(TPJ)は、ファミリーマートのほかにヤフー、ソフトバンクが出資している会社でもあります

Tポイントサービスを廃止したとした場合、濃厚になってくるのがこのヤフー・ソフトバンクグループが運営している『PayPay(ペイペイ)』でしょう。

実際にPayPay(ペイペイ)が利用できるコンビニとしてもっとも最初に名乗りをあげてきたのもファミリーマートでしたからね。

ある意味ファミマはTポイントとPayPay(ペイペイ)の板挟みで最も複雑なポイントサービスの関係にあるコンビニかもしれません・・・。

また、ファミマの場合自社で発行している提携カードの『ファミマTカード』の存在もあります。

もしTポイントサービスから離脱するとしたらファミマTカードがもしかしたら、ファミマPayPayカードなどに生まれ変わるかもしれませんね。(あくまでも個人的な推測ですが)

ファミマのポイントサービスについて高柳社長のインタビューコメント

ファミマのポイントサービスについて、ユニー・ファミリーマートHD(ホールディングス)の高柳浩二社長が日刊工業新聞のインタビューに答えている記事がありました。

・ 「T」だけではあらず、ファミマのマルチポイントは後発者の利得 (日刊工業新聞)

このインタビュー記事で興味深いのは以下の2つのコメントです。

「他のポイントも入れた、マルチ化を考えている。他社のポイントも使える、付くに変えていく。店舗で他のポイントによる支払いも可能になれば、より便利になる」

現在ファミマはTポイントに注力していますが、今後は1つのポイントサービスにこだわらないマルチポイント化を考えているという点です。

Tポイントはこのまま残るかもしれませんが、今後は更なる選択肢を増やしていくというのが今後のファミマの方向性になるのでしょう。

「ファミペイを使ってもらうと、まず一定程度のデータが取れるようになる。ゲートウェイだ。ファミマ独自のポイントも多分やることになると思うが、それを使ってもらうと、もうちょっと違うデータが取れる。いずれにせよファミペイは通過口、関所だ」

こちらはかなり大胆発言ですがファミマ独自のポイントが生まれる可能性が極めて大きいという点です。

どんな名前のポイントになるのか分かりませんが、すでに『ファミペイ』という独自のスマホ決済サービスがあることから、『ファミポイント』などの名称になるのかもしれませんね。

ファミマ独自のポイントも作るがマルチポイント化も進めるということで、ファミマは今後かなり複合的なポイント活用ができる場所になりそうです。

ポイントのコンビニエンス(利便性・便利)になっていくという言葉が、なんとも印象に残るインタビュー記事ですね。 

※2019年2月17日追記

Tポイントに代わってPayPay(ペイペイ)や楽天スーパーポイントが台頭してくる可能性が大きい

これら紹介したように、Tポイントサービスがこれだけ改悪されてしまうと、他のポイントサービスに移行したほうが良いと思ってしまう人が続出するでしょう。

ではいったいTポイントサービスに代わるポイントサービスはどれを利用したほうが良いのか?

注目の存在となるのは新興勢力の中でも最有力候補の『PayPay(ペイペイ)』と、Tポイントとライバル関係にある『楽天スーパーポイント』の2つでしょう。

PayPay(ペイペイ)においてはいまは100億円あげちゃうキャンペーン等による注目度が目立ちますが、キャンペーンが終わった後も使い続ける人が増えれば主力のポイントサービスになる可能性があります。

また、PayPay(ペイペイ)においてはクレジットカードとの相性においても、Yahoo! JAPANカード(ヤフーカード)がすでに存在しているのでカードを利用したポイント集めもしやすいというメリットがあります。

・ Yahoo! JAPANカード (公式サイト)

(なお、ヤフーカードは貯まるポイントがTポイントという複雑な関係ではありますが。)

また、楽天スーパーポイントはもともとポイントを重視したサービスが多いため、「楽天スーパーポイント=ポイントが貯まりやすい」というイメージが定着しているでしょう。

そして、楽天スーパーポイントにも楽天カードという強力な武器があるので、クレジットカードと連携したポイント集めがしやすいというメリットがあります。

・ 楽天カード (公式サイト)

今後もTポイントサービスの改悪が続いていくとこの2つのポイントサービスの注目度が増していってしまうかもしれません。

個人的にはこれからも共通ポイントとしてTポイントの復権に向けて頑張って欲しいと思いますけどね。

以上、日本最大級のポイントサービス『Tポイント』の魅力が激減!?いったいどうしたというのでしょうか?これからのTポイントについて考察。の記事でした。

読んで頂きありがとうございました。

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