クレジットカード豆知識 ~「クレジットカードについてまったく分からない。」そんな超初心者でも分かりやすい。クレジットカードの説明書。~

クレジットカードに関するサイトを見まわしていると、「当然こんなことは知ってますよね?」という前提で、クレジットカードのことを説明しているサイトも多くあります。

たとえば「ポイント還元率」という言葉。

クレジットカードのことを調べている人なら当然知ってますよね?と思うかもしれませんが、知らない人には専門用語のように聞こえてしまいます。

知っている人には当たり前のことでも、知らない人には未知の言葉との出会いですからね。

これを自分自身に当てはめてみると、私は男性なので女性が関心を持つような美容に関する知識はまったくと言っていいほどありません。

せいぜいシャンプーとかコンディショナーとかコラーゲンという言葉がかろうじて分かるくらいです。

しかし、もし仮に私がこれから美容に目覚めて美容について調べても、ご覧のようにクレジットカードほどの知識はありません。

そんな人にいきなり専門用語で説明されてもまったく分からないのと同じです。

そこで、そんな人にも分かるくらい超丁寧にクレジットカードのことを説明します。

この記事を読んでクレジットカードがいまいち良く分からないという人が、「やっと理解できた!」と思ってもらえたら嬉しいです。

この記事のGOAL(ゴール)
・クレジットカードの正しい基礎知識を身に付ける

そもそもクレジットカードとは何なのか?

そもそもクレジットカードって何なのか?それが分からない人もいると思いますが、恥ずかしいことではありません。

いまでこそ私もこのような記事を偉そうに書いていますが、以前は恥ずかしながらキャッシュカードとクレジットカードの違いすらも理解していませんでした。

まず、キャッシュカードとクレジットカードの違いが分からないという人のために説明すると、それぞれのカードには以下のような違いがあります。

■キャッシュカード:銀行口座などから預金を引き出すためのカード

■クレジットカード:利用した代金を後払いで支払うことが出来るカード

キャッシュカードは銀行口座に預けている預金を引き出したりすることに使えるカードですが、買い物などをすることはできません。

いっぽうクレジットカードというのは買い物などをカードで支払うことができ、なおかつ利用した代金をその場で支払わずにあとで一括で支払うことが出来るカードです。

「なぜ、そんなことが可能なのか?」ということについては後で詳しく説明します。

デビットカードとはどこが違うの?

「デビットカードとクレジットカードの違いがいまいち良く分からない」という人は結構いると思います。

デビットカードもクレジットカードもそれぞれ買い物に利用することが出来るカードです。

では、デビットカードとクレジットカードの違いは何なのか?というと、それぞれのカードには以下のような違いがあります。

■デビットカード:利用した代金を銀行口座から直接支払うカード

■クレジットカード:利用した代金を後払いで支払うことが出来るカード

ちょっと難しいので実例を交えて説明します。

例えば銀行口座に1万円の残高ある場合に3千円の買い物をデビットカードを利用すると、カードのお支払いと同時に銀行口座から3千円が引き落とされ口座残高が7千円となります。

もし、銀行口座に1万円の残高しかない場合に2万円の買い物をしようとすると、残高不足となりデビットカードでは買い物が出来ません。

つまり、デビットカードは銀行口座の残高以内の金額で利用できるクレジットカードのようなカードということです。

なぜクレジットカードはその場で支払わずに買い物ができるの?

クレジットカードを利用すると買い物の際に1円も使わずに買い物が出来てしまう、と感じる人もいるかもしれませんがそれは間違いです。

しかし、お金を使わないのにクレジットカードで買い物が出来るというのは不思議なことですよね。

「もしお金が無いのに100万円の商品をクレジットカードで買い物したら危険じゃないの?」と感じる人もいるでしょう。

お金が無いのにカードだけで買い物が出来てしまったら魔法のカードですよね。

しかし、残念ながらクレジットカードはそんな魔法のカードではありません。

クレジットカードというのはカードを利用してのお買い物した金額は後日請求が来る後払いという仕組みです。

ちなみにこの後払いという方法を別の呼び方でポストペイ(post-pay)とも呼びます。

(逆に前払いのことはプリペイド(pre-paid)と呼びます。)

そして、カードのみで買い物をする事ができるのは持ち主のクレジット(信用)を担保としているからなのです。

クレジットカードという名前・・・ちょっと疑問に思ったことはありませんか?

カードというのは見たままの通りで理解できると思いますが、クレジットという名前は普段の生活では聞きなれない言葉だと思います。

このクレジットというのは英語で『Credit=信用』という意味があります。

つまり、カード利用者の信用を担保に「後払いで買い物していいよ」としてくれるのが、クレジットカードなのです。

そもそもクレジットカードはなぜ誕生したの?

出典 Diners Club(ダイナースクラブ) 

「なんで世の中にクレジットカードというものが誕生したのか?」という疑問を持つ人もいると思います。

現金があればクレジットカードなんて無くてもいいんじゃないの?

間違いではありませんがクレジットカードはある一人の男性の経験から生まれたものです。

その男性というのはアメリカの実業家であるフランク・マクナマラという人です。

きっかけはその男性の物語として以下のように紹介されています。

ダイナースクラブは、第2次世界大戦が終わってまだ日も浅い1950年(昭和25年)、アメリカで実業家マクナマラと友人の弁護士シュナイダーによって設立されました。

きっかけは、ニューヨークのレストランでのこと。
食事を終えたマクナマラは財布を忘れてきたことに気づき、あわてて郊外の自宅に電話、夫人に現金を届けてもらいました。なんとか支払いは済ませたものの財布の到着を待っているのはかなり気まずいものでした。そこで彼は友人のシュナイダーに相談し、二人で1万ドルずつ出し合い、ツケで食事ができるクラブをつくることにしました。

クラブの名前は食事をする人という意味の「ダイナース」。ここに初めて、カードさえあれば、自分の顔を知らない店でも食事ができるクラブができたのです。

引用  Diners Club(ダイナースクラブ) 

諸説がありますがこのフランク・マクナマラという人が後に誕生させた、Diners Club(ダイナースクラブ)がクレジットカードの誕生とされています。

VISA(ビザ)、MasterCard(マスターカード)、JCB(ジェーシービー)っていうのは何なの?

クレジットカードについて調べると、VISA(ビザ)、MasterCard(マスターカード)、JCB(ジェーシービー)、AMERICAN EXPRESS(アメリカン・エキスプレス)、DINERS CLUB(ダイナースクラブ)と言った名前を聞くと思います。

クレジットカードを持っていないという人でも見たことがある人や聞いたことがある人はいるかもしれません。

しかし、「一体何なのかよく分からない?」という人もいるでしょう。

VISA(ビザ)やMasterCard(マスターカード)というのはクレジットカードの決済システムを提供している会社になります。

クレジットカードを利用した支払いというのはこれらの決済システムを通して行われるようになっています。

また、これらの決済システムを提供している会社を『国際ブランド』と呼びます。

たとえばこちらはVISA(ビザ)ブランドの三井住友カードになります。

三井住友カードの右下にVISA(ビザ)と表記されていますが、このようなカードはVISA(ビザ)の決済システムを利用してクレジットカードを利用できるということになります。

・ 三井住友カード (公式サイト)

こちらはMasterCard(マスターカード)ブランドのREX CARD(レックスカード)になります。

REX CARD(レックスカード)の右下にmaster card(マスターカード)と表記されていますが、このようなカードはmaster card(マスターカード)の決済システムを利用してクレジットカードを利用できるということになります。

・ REX CARD(レックスカード) (公式サイト)

このようにクレジットカードには、それぞれどの国際ブランドの決済システムが適用されているのかというのが、必ず表記されるようになっています。

プロパーカードっていうのは何?

「プロパーカードってたまに聞くけど何なの?」と思う方は多いでしょう。

普段あまり聞きなれない言葉だと思いますが、クレジットカードでは非常に重要な言葉となります。

プロパーカードというのは一言でいうと「国際ブランドの決済システムを持っている会社が発行しているカード」です。

(ただし、これは厳密に言うと・・・ということになるので参考までに知っておく程度で十分です)

こちらはJCB(ジェーシービー)ブランドのプロパーカードとなるJCB(ジェーシービー)カードになります。

JCB(ジェーシービー)カードはカード発行元が株式会社ジェーシービー(JCB)となり、国際ブランドもJCB(ジェーシービー)の決済システムが利用されています。

・ JCB(ジェーシービー)カード (公式サイト)

こちらはAMERICAN EXPRESS(アメリカン・エキスプレス)ブランドのプロパーカードとなるアメリカン・エキスプレス・カードになります。

アメリカン・エキスプレス・カードはカード発行元がアメリカン・エキスプレス・インターナショナル・インコーポレイテッドとなり、国際ブランドもAMERICAN EXPRESS(アメリカン・エキスプレス)の決済システムが利用されています。

・ アメリカン・エキスプレス・カード (公式サイト)

このようなプロパーカードの大きな特徴はカードのランクに上位カードが用意されている事です。

上位カードというのゴールドカードやプラチナカード、ブラックカードというものになります。

(このような上位カードのことをステータスカードと呼ぶことがあります)

ただし場合によっては自社の決済システムを持っていないカードで、上位カードを発行していることもあり、それらのカードのことを含めてプロパーカードを呼ぶこともあります。

(たとえば三井住友カードなどもプロパーカードと呼ぶこともあります)

なので、プロパーカードというのは「国際ブランドの決済システムを持っている会社が発行しているカード」、「上位カードを発行しているカード」と思ってもらった方が良いでしょう。

年会費って何?どれくらいかかるの?

「クレジットカードを作るのに掛かる費用があるのか?」という事が気になる人もいるでしょう。

答えとしては「あります」。

クレジットカードを作るのにかかる費用としては年会費というものがあります。

クレジットカードを作るということは実質そのカードの会員になるということなので、会員として年間の費用の負担があります。

では、クレジットカードの年会費はどれくらいなのか?

最も安いものでは0円です。つまり、年会費無料です。

つまり、1円も費用は発生せずにクレジットカードを作ることができます。

ただし、すべてのクレジットカードが無料というわけではありません。

一般的なクレジットカードでは年会費が1,000円程度のものが多いです。

また、ゴールドカードなどの上位カードでは一般的に年会費が1万円ほど必要となったりするので、どのカードを作るかによって年会費というのは大きく変わってきます。

ちなみに、プラチナカードやブラックカードになると年会費が10万円を超えるものもあります。

一般的にはなかなか作ることが無いカードなので知っておく程度で十分ですが、もし将来的にこういったカードを作る際には十分検討をしてから申し込んだ方がいいでしょう。

「ポイント還元率」って言葉はどういう意味?

まず、冒頭でも紹介した「ポイント還元率」という言葉の説明をする前に基礎的な事として、クレジットカードを利用するとポイントが貯まります。

おそらくみなさんいろんなお店のポイントカードというものを持っていると思います。

スーパーやドラッグストアなどの店舗で発行しているポイントカードだったり、TポイントやPontaポイントといったいろんなお店で利用できる共通ポイントカードなど、少なくとも1つは持っていると思います。

ポイントカードはお買い物をする際に提示すると「500円ごとに1ポイント」だったり、「100円ごとに1ポイント」などで貯まり、貯まったポイントで割引になったりするので、節約のために利用している人が多いでしょう。

クレジットカードを利用するとこういったポイントというのが貯まるという特徴があります。

そのポイントが貯まる割合のことを『ポイント還元率』という言葉で表現されます。

『ポイント』はその名の通りポイントで『還元率』というのは%(パーセント)ということです。

このクレジットカードのポイントというのはどれくらいの還元率なのかというと、カードの種類にもよりますが、約0.5%~1.25%ほどになります。

これがどれくらいポイントが貯まるのかというと以下のようになります。

■ポイント還元率が0.5%の場合:200円の利用=1ポイント

ポイント還元率が1.25%の場合:200円の利用=2.5ポイント

ポイント還元率が0.5%よりも1.25%の方が2.5倍貯まります。

つまりポイント還元率は高ければ高いほうが良いということです。

このポイントの貯まりやすさというのをポイント還元率といいます。

ちなみに、このポイント還元率というのは一般的にプロパーカードは低く、逆に年会費無料のカードの方が高いという特徴があります。

プロパーカードの方が年会費を払うケースが多いので、イメージとギャップがあるかもしれませんが、必ずしも年会費が掛かるカードがポイント還元率が高いというわけではありません。

クレジットカードのこと少し分かってもらえたでしょうか?

クレジットカードって何だか複雑で難しそうと思っていた方は、この記事を読んで少しクレジットカードのことを理解をしてもらえましたでしょうか?

聞いたこと無い言葉や知らない言葉などが多いので、なんとなく取っ付きにくいイメージがあるかもしれませんが、知ってみると実は意外と簡単なものなのです。

ただ、より深く詳しく知ろうとするとクレジットカードは底なしのような奥深さもあるので、それはそれでまた魅力的なのですけどね。

たった一枚のカードなのにいろんなことができるクレジットカードの魅力をぜひ一度は体験してみて下さい。

この記事を読んで少しでもクレジットカードというものに興味を持っていただけたらとても嬉しく思います。

以上、クレジットカード豆知識 ~「クレジットカードについてまったく分からない。」そんな超初心者でも分かりやすい。クレジットカードの説明書。~の記事でした。

読んで頂きありがとうございました。

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