キャッシュレス先進国のスウェーデン。銀行にすら現金が無いという日本では考えられない現実(リアル)。

日本でもここ最近キャッシュレスという言葉が大きく話題となっていますが、世界に目を向けるとキャッシュレスというのがすでに珍しいものではなくなっている国もあります。

その国というのが北欧の国「スウェーデン」です。

スウェーデンと言えば北欧テイストの家具を扱っているIKEA(イケア)や自動車ブランドのVOLVO(ボルボ)、サッカーワールドカップでの強豪国などというイメージが強いと思いますが、実は「キャッシュレス決済の先進国」としても国際的な存在感があることはご存知でしょうか?

そもそもスウェーデンってどんな国?通貨は何?

そもそもスウェーデンって名前は知っているけれどどこにある国なのか?どんな国なのかも知らない人が多いと思いますので、ちょっとおさらいをしておきましょう。

(国旗はTポイントカードのように見えるかもしれませんが間違いではありません)

スウェーデン(スウェーデン王国)という国はスカンジナビア半島に位置する国でとても小さな面積の国です。

首都:ストックホルム(Stockholm)

人口:約1,000万人

国土面積:約450,000㎢

人口の数はなんと東京都(約927万人)、神奈川県(約907万人)とほぼ同じです。

大阪府(約882万人)と比べてもそれほど大差のない人口規模です。

ちなみに日本の国土面積は約378,000㎢とスウェーデンよりも小さいです。

イメージとしては東京都の人口だけで日本中に散らばったという国・・・という感じですね。

逆に言えば日本という国がどれだけ人口過密した国なのかというのが分かると思います。(逆にスウェーデンは地価なども安そうで羨ましいです・・・・。

そもそもスウェーデンの通貨は一体何なのか?という人もいると思いますが、スウェーデンの通貨は「クローナ」という通貨が利用されています。

ちなみにスウェーデンはヨーロッパの統一通貨「ユーロ」は基本的に利用できません。

日本の通貨である「円」に比べればスウェーデンの通貨「クローナ」は知名度も無ければ国際的な基軸通貨でもないので知らなくても当然かもしれません。

しかし、驚くべきところはスウェーデンに住む人たちもそもそも自国の通貨クローナを使わないという事です。

おまけに銀行にすらも通貨が無いというのですから日本では考えられない事でしょう。

キャッシュレス先進国のスウェーデンを取材(日本テレビ)

現金が消えた国?スウェーデンで見た財布とスマホ(NHK)

キャッシュレス率97%という驚異的な比率の国スウェーデン

スウェーデンではすでに通貨の流通というのはほとんど存在せず、代わりにキャッシュレスでの支払いがすでに普及・定着をした社会が構築されています。

そのスウェーデンのキャッシュレス比率というのは驚異の約97%という比率です。

現金流通量は対GDP比でみても日本の約19.9%に対して、スウェーデンは約1.4%と10倍以上もの差があります。

国の規模が違うとはいえ国全体がこれだけのキャッシュレス比率になるというのは簡単ではありません。

そんなスウェーデンではどんな社会になっているのかというと、銀行ですら現金を扱わないという社会が誕生しています。

また、小売店でも「現金お断り」という店舗まであったりと日本では信じられないようなことが起こっています。

現金を断る理由として安全面での理由が一番で強盗などが入っても現金を取られることがなく大丈夫だということです。

(いまの日本では逆に「クレジットカードお断り」ですからね。強盗のために現金を用意しているようなものです。)

また、銀行で現金を扱わなくなったことで現金を管理するコストが削減されたり、利用者側も現金を下ろすのが面倒という人にとってメリットも生まれています。

ちなみに日本ではATMがいたるところに設置されていますが、その管理費はすべて合わせると年間2兆円にも及ぶと言われています。

現金大国に重いコスト ATM維持に年2兆円 (日本経済新聞)

スウェーデンの実情を見て考える今後の日本

日本という国では法定通貨の「円」が安全に利用できることからキャッシュレス化の必要性というのはこれまでなかったのかもしれません。

しかし、これからも進んでいく世界のグローバル化と国際競争という逃れることのできない状況を考えると、少なくとも今のままで良いとは言えないと思います。

日本という国も中から見ればみんな日本人ばかりなので現金を使って当たり前と感じるかもしれませんが、外から見れば世界という国の中の一つです。

今後も世界中のいろんな国の人達が日本という国に訪れる機会が増えると思いますが、そんな時に日本人だけで固まって日本人のためだけの社会を作ってしまっては、世界の人達も日本から離れていってしまうでしょう。

キャッシュレスだけで良いとは言いませんが、現金ばかりをいつまでも守り抜くような変化を恐れることは完全な時代遅れでしょう。

あるべき姿は現金とキャッシュレス決済の共存という至上命題かもしれませんが、「どちらが未来に残るか?」と考えたらおそらくキャッシュレス決済が浸透していくのは間違いないだろうと個人的には思います。

今回はちょっと真面目に記事をまとめてみました。

以上、キャッシュレス先進国のスウェーデン。銀行にすら現金が無いという日本では考えられない現実(リアル)。の記事でした。

読んで頂きありがとうございました。

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