リクルートカードは株式会社リクルートホールディングスが発行しているクレジットカードです。
リクルートと聞いて新社会人の人は就職活動でおそらく多くの人がお世話になってきたリクナビなどを思い浮かべると思いますがまさしくそのリクルートグループです。
就職活動で企業情報を調べるついでにリクルートグループについても調べたりした人もいるかもしれませんが、リクルートグループの中にはリクルートカード以外にも株式会社リクルートライフスタイルというグループ会社があります。
この株式会社リクルートライフスタイルには「ホットペッパーグルメ」、「ホットペッパービューティー」、「じゃらん」といったみなさんが身近に利用しているサービスを運営しています。
このホットペッパーグルメ、ホットペッパービューティー、じゃらんといったサービスはまさに社会人にとっては強い味方で、仕事での飲み会の幹事、身だしなみのための美容室探し、さらには旅行の企画などこれらすべてに関わってくるサービスです。
そして、リクルートカードはこれらのサービスをお得に利用できるカードのため新社会人には必須のクレジットカードとも言えます。
・ リクルートカード (公式サイト)
また、新社会人の方となると一人暮らしなどを始められる方もいると思いますが、これまで実家暮らしだった状況から、家賃の支払いだけではなく電気やガス、水道、携帯電話料金などすべての支払いを自分で管理しなければなりません。
こういった支払いをいちいち銀行引き落としなどにすると、面倒なだけではなく支払いに手数料なども取られたりしてしまいます。
しかしクレジットカードを作ってカード支払いにすれば支払い手続きを簡単にできるだけではなく、カードのポイントももらえたりとメリットがたくさんあります。
ほかにも社会人になってから自分への投資としてスポーツジムや英会話教室などの習い事に通いたいと思って申し込みする場合にも入会金や月会費の支払いがあります。
これらの支払いで銀行引き落としよりもカードをおすすめされて、その場でよく分からない提携カードを作ってしまうなんてこともあります。
リクルートカードならこういった支払いで貯まったポイントをお買い物やお食事、美容室予約、または旅行などにも活用することができるのでまさに一石二鳥です。
では、そんなリクルートカードの基本スペックについてまずは紹介したいと思います。
カード名称 | リクルートカード |
年会費 | 無料 |
家族会員 年会費 | 無料 |
ETCカード 年会費 | 無料 |
会員資格 | 満18歳以上(高校生除く) |
取り扱いブランド | VISA,MasterCard,JCB |
お支払い方法 | 1回・2回払い/ボーナス払い/リボルビング払い/回数指定分割払い |
電子マネー対応 | Apple Pay,Ponta |
ポイント還元率 | 1.2% |
ポイントサービス | リクルートポイント,Pontaポイント |
付帯サービス(有料) | ー |
・ リクルートカード (公式サイト)
リクルートカードは年会費無料のカードながらポイント還元率が1.2%と他の年会費が発生するカードよりも高還元率でポイントが貯まるカードです。
他のカードで通常はポイント還元率は0.5%から1.0%程度がほとんどですがリクルートカードはそこから一つ抜きん出たポイント還元率になっています。
また、家族カードやETCカードも作ることができ、さらにクレジットカードブランドもVISA,MasterCard,JCBの3つから選ぶことが出来るので使い勝手も抜群です。
おまけにリクルートポイントはPontaポイントに交換することも出来るので、ポイントの使い勝手も申し分ありません。
それでは、リクルートカードのサービス、特典について詳しく紹介していきます。
この読みものの目次(もくじ)
コンビニでもスーパーでもどこでもポイント1.2%の凄さ
リクルートカードはクレジットカードの中でもポイントの貯まりやすさが非常に高いカードです。
クレジットカードにはポイント何倍などのキャンペーンで通常よりも多くポイントがもらえるキャンペーンなどを実施していますが、そういったキャンペーンは時期や対象の場所などが限定されていて実際には利用できないことも多いです。
しかし、リクルートカードの凄いところはいつでもどこでカードを利用しても最低1.2%のポイントがもらえるということにあります。
・ リクルートカード (公式サイト)
当然ながら、よく行くコンビニやスーパー、飲食店やカラオケで利用しても、さらには光熱費の支払いや携帯電話料金の支払いでもポイントが1.2%もらう事ができます。
さらに日頃の日用品などネットショッピングをお得にご利用するのであれば、ショッピングサイト「ポンパレモール」を利用すれば、ポイントが約2倍~30倍ももらえるのでネットショッピングも非常にお得に利用できます。
ポンパレモールは日用品だけではなく洋服やバッグ、家電にパソコンなど様々な商品を取り扱っているため、Amazon(アマゾン)やヤフーショッピング、楽天といったショッピングサイトのように利用する事が出来ます。
さらに、ポンパレモールのお支払でリクルートカードをご利用すればPontaポイントが3%もらるので、合計で3.2%がポイントとしてもらえるのでお買い物がさらにお得になります。
飲み会はリクルートカードで幹事が一番得をしよう!
社会人になるとこれまでの仲間や友達との飲み会とは別に仕事での飲み会という場面が増えてきます。
会社に入って初めのうちは歓迎される側なのでみんなが飲み会を企画してくれますが、数ヶ月もしたら「飲み会の幹事は新人の仕事の一つだ」といままでの歓迎ムードが嘘のように幹事という裏方に回されてしまいます。
そして、仕事の飲み会というのは想像以上に面倒くさいです・・・・。
飲み会の場所選びに、予約、参加者の集約、参加費の集金、主賓へのプレゼント準備、おまけに挨拶をもらる人への根回しなどなど、参加人数によっては場所が狭くなったり広くなりすぎたりして変更したりと、四苦八苦しながら飲み会を計画してみんなが不満なく頼めるようにしなければなりません。
これだけ頑張って幹事は注文なども取ったりして「飲み会の幹事なんて楽しくないし良い事何も無い!」と嫌になってしまいます。
(個人的な不満も入ってしまいましたが今考えると自分も良くやったなとしみじみ感じます)
そんないい事も何もうまみも無い飲み会の幹事を唯一喜ばせてくれるのがホットペッパーグルメとリクルートカードの合わせ技です。
ホットペッパーグルメで飲み会の予約をすると予約した人には予約人数×50Pontaポイントがもらえるという凄まじい幹事の特権があります!
・ リクルートカード (公式サイト)
この特権を利用すれば参加人数が30人の飲み会の幹事であれば、30×50=1,500Pontaポイントがもらえてしまうのです!
これなら飲み会の参加者が増えれば増えるほど飲み会の幹事もやりがいが出てきますね。
さらに、この飲み会のお支払でリクルートカードを利用すれば、飲み会の会費の1.2%がリクルートポイントとして貰えます。
・ リクルートカード (公式サイト)
こうなるともはや飲み会の特典ポイントは飲み会の幹事の総取りといったところですね。
一生懸命飲み会の幹事を頑張った自分へのご褒美ということで、リクルートカードで遠慮なくもらってしまいましょう。
貯まったポイントはプライベートで飲み会などを計画する時にご活用すれば、いつもよりもちょっと豪華なお食事やお酒を楽しむことが出来るかもしれません。
美容と旅行。女性が嬉しいサービスがお得に利用できる
女性にとってはクレジットカードにあると嬉しいサービスとしては、お買い物がお得になるとか、美容サービスが充実しているとか、旅行がお得になるなんてサービスですがリクルートカードなら大丈夫です。
その理由は、リクルートカードなら「ホットペッパービューティー」と「じゃらん」の2大サービスがリクルートカードでお得に利用できるからです。
まず「ホットペッパービューティー」で美容室の予約をすると、美容室のご利用料金の2%がPontaポイントしてもらえます。
たとえば美容室でのご利用料金が5,000円だったとしたら100円分のPontaポイントがもらえます。
さらに、美容室でのお支払でリクルートカードをご利用すればリクルートポイントが1.2%がもらえるので、合計で3.2%がポイントとしてもらえます。
5,000円の利用であれば160円分がポイントとして戻ってくるということになりますね。
また、旅行予約サイトの「じゃらん」ですが、こちらも旅行代金の2%がPontaポイントしてもらえます。
さらに、旅行代金のお支払でリクルートカードをご利用すればリクルートポイントが1.2%もらえるので、こちらも合計で3.2%がポイントとしてもらえます。
ちなみにこの特典は通常時でのお話ですが、「ホットペッパービューティー」と「じゃらん」では、割引クーポンキャンペーンやポイントプレゼントキャンペーンなども実施しているので、これらのサービスも利用すればさらにお得になります。
同じサービスを利用するならできるだけお得にポイントが貯まるカードを選ぶのが大切です。
・ リクルートカード (公式サイト)
Suicaやnanacoにチャージしてもポイントが付与される!
日ごろ電車を利用される方やコンビニを利用される方はお支払いにSuicaやnanacoなどの電子マネーを利用される人が多いと思います。
Suicaでのお支払いにすることで乗車料金が割引になったり、nanacoでのお支払いにすることでnanacoポイントも貰えたりと日常の支出を少しでも節約するのに役に立ちますし、お支払いもスマートになって便利なアイテムです。
しかし、肝心のSuicaやnanacoへのチャージには何のメリットも無いと感じている人もいるのではないでしょうか。
このSuicaとnanacoへのクレジットチャージでポイントが貯まる数少ないカードがリクルートカードです。
・ リクルートカード (公式サイト)
Suicaへのクレジットチャージでポイントが付与されるカードは、リクルートカードを除いて現在では、Viewカード、ANA VISA Suicaカード、【エポスカード】などしかありません。
nanacoへのクレジットチャージでポイントが付与されるカードは、リクルートカードを除いて現在ではセブンカードやYahoo! JAPANカードやJMBローソンPontaカードVisaなどしかありません。
Suicaとnanacoは利便性の高い電子マネーなので使用する機会も多いと思いますが、こういった電子マネーへのチャージにもポイントが付与されるとお得感が増して嬉しいですよね。
nanacoのクレジットチャージについては以下の記事でも詳しく紹介しています。
リクルートカードの入会審査基準は?
リクルートカードを作ろうとしたときに、「リクルートカードの入会審査基準はいったいどうなんだろう?」という疑問が浮かぶかと思います。
リクルートカードは多くの人に利用してもらうために入会審査の基準は比較的低く設定されているという印象です。
カードの審査基準というのは公開されていませんが、目安として以下の条件に合う方であれば問題なくリクルートカードに入会することができるでしょう。
職業については下表の青字の方であれば審査基準を満たしています。
会社員(一般) | 会社員(上場) |
派遣社員 | 契約社員 |
公務員 | 教師 |
医師・医療関係者 | 自営業(個人事業主) |
自営業(開業医など) | 弁護士・会計士 |
自由業(作家など) | 年金収入のみ |
不動産収入のみ | パート・アルバイト |
主婦 | 学生 |
それ以外の条件としては以下のようなものがあります。
・過去に金融事故(支払い延滞、自己破産など)をしたことがない方
・金融機関に多額の借り入れがない方(自動車や住宅ローンは除く)
アルバイトのような不安定な収入源でもきちんと継続的に収入を確保していたり、年間でまとまった金額の収入を得ている場合はカード発行ができる可能性は十分にあります。
ほかにも、過去に金融事故を起こしているとCICなどの情報機関に過去の延滞情報が登録されてしまいますし、カードを発行しても未払いになる可能性やカード破産をして踏み倒されてしまう恐れもあるとカード会社も判断するため入会することは出来ないでしょう。
ちなみに会社員の方であれば、勤務先などは一般的な企業に勤めているのであれば問題ないと思います。
入会審査に通過する重要なポイントとしては継続的に安定した収入があること、過去に支払い延滞などを起こしていないことだと個人的には思います。
リクルートカードを作ろう
リクルートカードは年会費無料ながらポイント還元率はクレジットカードの中でも最強クラスで、かつ社会人になってから使えるサービスをお得に利用出来るので社会人のためのクレジットカードといえます。
おまけに、レストラン予約や美容室の予約など、社会人になって合コンなどをする時にも必要になるサービスですし、恋人ができたらじゃらんで旅行の予約なんてことも出来るので、社会人生活の中でも使えるカードになることは間違いないです。
まだクレジットカード作ったことがないけど、最初の1枚をどれにしようか迷った時にはリクルートカードを選べば、仕事にも遊びにも大いに活躍するカードになるでしょう。
・ リクルートカード (公式サイト)
リクルートカードが気になった方はこちらも検討してみよう
リクルートカードを作ろうと思っているのであれば、もう一枚こちらのクレジットカードも比較して検討してみて下さい。
そのカードとは、【エポスカード】です。
リクルートカードとエポスカードをそれぞれ比較すると以下のようになります。
カード名称 | エポスカード | リクルートカード |
年会費 | 無料 | 無料 |
家族会員 年会費 | カード無し | 無料 |
ETCカード 年会費 | 無料 | 無料 |
会員資格 | 満18歳以上(高校生除く) | 満18歳以上(高校生除く) |
取り扱いブランド | VISA | VISA,JCB,MasterCard |
お支払い方法 | 1回・2回払い/ボーナス払い/リボルビング払い/回数指定分割払い | 1回・2回払い/ボーナス払い/リボルビング払い/回数指定分割払い |
電子マネーポイント対応 | Apple Pay,Edy | Apple Pay,Ponta |
ポイント還元率 (基本) | 0.5% | 1.2% |
ポイントサービス | エポスポイント | リクルートポイント,Pontaポイント |
付帯サービス(有料) | エポラク保険 | ー |
リクルートカードとエポスカードはともに社会人にとって便利で使えるサービス・特典が多数揃っています。
また、リクルートカードにはないエポスカードの特徴としては、「マルイでのお買物や商業施設での特典が多い」、「カードデザインが豊富」、「上位ステイタスのゴールドカードがある」という点で優位性があります。
リクルートカードもいいけど、リクルートグループ以外でも利用できる特典が欲しいという方や、カードデザインを選びたい、また将来は上位カードへステップアップしたいという方にはエポスカードがおすすめです。
また、リクルートカード、エポスカードともに年会費無料のカードなのでカードを両方作っても実質的に負担はゼロのため、両方のカードを作って場面によって使い分けるとよりいいでしょう。
エポスカードについてはこちらの記事でも詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
リクルートカードと合わせて、ぜひご検討してみて下さい。
以上、新社会人に選ばれている人気のカード!リクルートカードについて徹底的に解説の記事でした。
読んで頂きありがとうございました。
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