LINE Pay(ラインペイ)からVisaブランドのクレジットカードとしてVisa LINE Payカードが誕生しました。
東京2020オリンピック限定というのが昨今のコロナウイルスの影響により少し哀愁を漂わせていますが、予定通りに2020年にVisa LINE Payカードは発行されるようになりました。
それでは、Visa LINE Payカードがどのようなカードなのかを紹介していきたいと思います。
この読みものの目次(もくじ)
Visa LINE Payカードは三井住友カードから発行
Visa LINE Payカードの発行は当初はオリコカードの発行元であるオリエントコーポレーションの予定でしたが、最終的には三井住友カード株式会社から発行されることになりました。
関連記事:LINE Pay(ラインペイ)からVISAブランドのクレジットカードが誕生!初年度年会費無料で「LINEポイント」3%還元という特典付き。
VisaブランドのカードということでVisaカードの信頼と実績がある三井住友カードとなったことは利用者にとっては嬉しい点かもしれません。
ただし、三井住友カードが発行元ということで三井住友カードのポイントサービスが利用できるかというと、そこはVisa LINE Payカードは別のポイントサービスとなります。
初年度3%のポイント還元率は2021年4月30日までの期間限定
Visa LINE Payカード誕生による期間限定のキャンペーンとして、2021年4月30日(金)までのカードショッピングによるポイントが3%という高還元率というのがあります。
また、カード入会初年度の年会費が無料という特典もあります。
引用 LINE Pay株式会社
ポイント3%という高還元率はカード入会日に関係なくキャンペーンの期限が決められているので、早めにカードを作って使った方がこのキャンペーンの恩恵が受けられるようになっています。
また、カードの年会費については2年目以降はVisa LINE Payカードを年に1回でも利用すれば無料となるので、実質的には年会費無料のカードとして使うことが可能です。
公式サイト Visa LINE Payカード
コンタクトレス決済の『Visaタッチ決済』にも対応
Visa LINE Payカードはコンタクトレス決済の『Visaタッチ決済』の機能が利用できる一枚です。
Visaタッチ決済とは何なのかというと、クレジットカードを電子マネーのように読み取り機にかざすだけでお支払いできる非接触の決済方式です。
一般的にクレジットカードでの支払いは決済端末にカードを差し込んで暗証番号を入力する必要がありますが、このVisaタッチ決済ならカードを差し込む必要もなく、暗証番号を入力する必要もありません。
急いでいる時などカードを差し込む動作や暗証番号の入力といった動作に煩わしさを感じる人もいるかもしれませんが、タッチ決済なら数秒でお支払がスピーディーに完了することができます。
関連記事:クレジットカードの新しい支払い方法『コンタクトレス』。クレジットカードも非接触でタッチ決済できる時代がやってくる。
2020年5月1日からはVisa LINE Payクレジットカードの「チャージ&ペイ」がLINEポイント還元対象となる
LINE Pay(ラインペイ)では、これまでコード支払やLINE Payカードによるお支払でLINEポイントが還元されるサービスとなっていましたが、2020年5月1日にLINEポイントクラブのサービス内容が変わりました。
・ LINEポイントクラブ (LINE公式)
一体どのような内容が変わったのかというとLINEポイント還元対象のお支払方法が以下のように変わりました。
■ コード支払:LINEポイント還元対象外
■ LINE Payカード支払い:LINEポイント還元対象外
■ 請求書払い:LINEポイント還元対象外
■ Google Pay/QUCI Pay:LINEポイント還元対象外
■ Visa LINE Payカードチャージ&ペイ支払い:LINEポイント還元対象
つまり、VisaLINE Payカードによるチャージ&ペイ以外の支払い方法はすべてLINEポイント還元対象外ということです。
自社の新しいサービスを優遇したいという思惑は分かりますが、ここまで露骨にやられてしまうとさすがに利用者にとってはユーザーフレンドリーとは言い難いです。
もう少しユーザーに選択肢を残してくれたら利便性は高いサービスだと感じたのですがこの辺は少し残念ですね。
初年度の魅力は多いですが2年目以降のポイント還元率は1.0%なのでご注意を
Visa LINE Payカードは初年度は年会費無料でポイントも3%もらえるというのはかなり魅力が多く感じますが、あくまでもカード入会初年度の話です。
2年目以降はポイントがもらえるのは1%にとどまり、カードの年会費も1年間使わない場合には1,250円(税抜)の支払いが発生します。
おそらくLINE Pay(ラインペイ)は2年目以降にも何かしらのキャンペーン等を実施するかもしれませんが、常時ポイントがたくさんもらえるなどのメリットがないと利用者としても価値を見出せるのかが少し疑問なところもあります。
もしポイントはLINEポイントとしてもらいたいという特別な理由が無い限りは、Visa LINE Payカードは2年目以降がホントの実力が試されると言えるでしょう。
こういった点を考えると現時点ではポイント還元率としては楽天市場という利用するシーンが限定されますが、常時3%の還元率で1年間カードを使わなくても年会費無料のままの楽天カードの方が利便性が高い一枚と言えます。
公式サイト 楽天カード
以上、LINE Pay(ラインペイ)からVisa LINE Payカードが誕生。2021年4月30日までポイント還元率が3%の入会特典付き。の記事でした。
読んで頂きありがとうございました。