画像出典:株式会社Zaim
2019年10月1日の消費税10%増税があと3週間ほどでやってきます。
そして、消費税増税とともに開始されるキャッシュレス支払いによる消費税増税分のポイント還元施策にも注目が集まっています。
消費税が8%から10%に増税されれば直接家計に影響が出ますが、キャッシュレス支払いを利用すればポイントやキャッシュバックなどで増税分の2%、もしくはそれ以上の還元がされるため家計の助けになることは間違いありません。
そんな消費税増税の還元施策ですが、どこでも還元されるわけではありません。
消費者還元事業者として登録している店舗を利用しなければ還元対象となりません。
そこで、「一体どこが消費者還元事業者として登録しているのか?」という疑問が湧いてくると思います。
そんな人のために経済産業省が「キャッシュレス消費者還元事業者の登録加盟店一覧」を作りました。
そして、悲劇はここから始まりました・・・・。
この読みものの目次(もくじ)
まずは酷い経済産業省が作った消費者還元事業者一覧をご覧下さい・・・
経済産業省が作ったキャッシュレス消費者還元対象店舗の一覧・・・。
これがまさに「調べられるものなら調べてみろ」と言わんばかりの鬼畜なサービスで、PDFで3,600ページにものぼるリストを公開したのみとなっています。
・ 消費者還元事業者 登録加盟店一覧 (経済産業省)
※閲覧注意 (膨大なPDFを見ることになるので)
(この記事を書いている2019年9月7日時点では6,360ページにまで増大しています)
これについてはニュースにもなり私のツイッターでも以下のように紹介しました。
いちおうパソコンなどではWindowsなら「Ctrl+F」、Macなら「Command+F」の検索機能を使ってキーワードを調べればある程度は調べることができますが、スマホなどで調ベルノは困難を極めます。
あまりにもユーザーフレンドリーではないサービスに所詮は国がやるサービスなんてこんなもんだろうと思っていました。
そんな中、民間企業の一つがとんでもない神サービスを作ってくれたのでみなさんと情報を共有するために、そのサービスを紹介していきたいと思います。
はっきり言ってブックマーク必須ですよ!(このサイトも含めて)
神サービスの『キャッシュレス還元マップ』 by Zaim
家計簿アプリを提供している『Zaim』さんがまさに神サービスとも言うべきキャッシュレスの検索サービスを作ってくれました。
その名も、『キャッシュレス還元マップ』。
(ブックマーク必須ですよ!)
こちらを利用すれば地名や店舗名を入力すれば対象となる店舗と、その店舗の還元率までを一目で調べることができます。
さらには地図でエリアを選択することでそのエリアにある対象の店舗一覧を見ることもできます。
まさにキャッシュレス還元のGoogle(グーグル)とも言うべきサービスでしょう。
たった一日で地図化して膨大なPDFのリストを検索できる状態にしたことがメディアでも紹介されています。
・ 経産省の「3600ページPDF」、たった1日で民間が地図化 Zaim「キャッシュレス還元マップ」公開 (J-castニュース)
また、実店舗だけではなくYahoo!ショッピングや楽天市場などのネットショッピングでも対象店舗を掲載するなど、かなりの労力をかけて作ったのだろうと思います。
私のツィートでも「強者がいつかデータベース化してくれるのを待ちましょう」と少し冗談半分で言いましたが、まさにその強者がZaimさんだったということですね。
たぶんこの作業を個人でやることは恐ろしい作業時間が掛かってしまうので私も少し考えましたが断念しました。
こういった作業はやはり組織でやるものですね。
今後も経済産業省のPDFのリストは増殖していくかもしれませんが、ぜひZaimさんには検索サービスへの登録を続けて欲しいと個人的には思います。
消費税増税分の還元を受けられる支払い方法は?
『キャッシュレス還元マップ』を手に入れたとしてもそれだけでは消費税増税分のポイント還元の恩恵を受けることは出来ません。
キャッシュレス還元マップでポイント還元される対象の店舗を知ることは出来ますが、ポイント還元の恩恵を受けるためには肝心なキャッシュレス決済を利用する必要があります。
キャッシュレス決済による支払い方法の主な手段としては以下の3つの手段があります。
■ クレジットカード
■ 電子マネー
■ スマホ決済
これらのいずれかの方法でお支払をすることでポイント還元の恩恵を受けることができます。
また、これらの決済サービス自体もキャッシュレス決済事業者として登録されていなければポイント還元の恩恵を受けることができません。
「では、どの決済サービスを利用すればいいか?」については下記リンクの記事で詳しく紹介していますので合わせて読んでみて下さい。
2019年10月に施行される消費税増税分のキャッシュレス決済によるポイント還元。還元対象となる決済事業者が分かってきたので紹介します。
キャッシュレス還元マップに掲載されるためには?
『キャッシュレス還元マップ』に登録されるには、まずは消費者還元事業者になる必要があります。
しかし、「消費者還元事業者に登録するには手続きが面倒そう」と考えている店舗経営者の方もいるかもしれません。
また、「そもそもキャッシュレス支払いに対応する機器が無い」、「加盟店登録をしていない」と思っている方もいるかもしれません。
しかし、まだ現金払いしかできない店舗でも1~2週間もすれば簡単に消費者還元事業者に登録できる方法があります。
いまではAirPAY(エアペイ)や楽天ペイ、Square(スクエア)などの決済サービスや、スマホ決済のPayPay(ペイペイ)の加盟店登録をすれば、同時に消費者還元事業者として登録されることができます。
その方法については下記リンクの記事で詳しく紹介していますので合わせて読んでみて下さい。
飲食店経営、小売販売店経営でキャッシュレス化を考えている方は必読。導入費用を安くキャッシュレス決済が使えるサービスを3つ紹介。
以上、2019年10月1日から始まる消費税増税分のポイント還元対象店舗がすぐに分かる!家計簿アプリ『Zaim』が作った素晴らしい検索神サービス「キャッシュレス還元マップ」を紹介。の記事でした。
読んで頂きありがとうございました。