【クレジットカード豆知識】 ~『スマホ決済』と『電子マネー』と『クレジットカード』どれが一番安全なのか?キャッシュレス支払いの安全性を検証。

キャッシュレス決済サービス

ここ最近キャッシュレス支払いの不正利用のニュースが多く「キャッシュレス支払いって本当に使って大丈夫なの?」と感じる人が増えてきていると思います。

 

とくに目立っているのは利用者が急増しているスマホ決済による不正利用です。

 

注目を集めたニュースとなったのは大手セブンアンドアイが提供したセブンペイの不正利用によるサービス終了の出来事でしょう。

 

セブンペイ突如廃止!見切り発車の重い代償 (東洋経済オンライン)

 

2019年7月1日のサービス開始からたった4日後の2019年7月4日に不正利用によるサービス停止が発表され、1ヶ月後の2019年8月1日にはサービス終了のお知らせという衝撃的な展開でした。

 

ここで誰もが思ったことは「スマホ決済って使って安全なの?」という疑問や「キャッシュレスって便利だけど知らないところで勝手に使われるので不安」といった、キャッシュレス支払いに対するネガティブな思いでしょう。

 

そこで、今回はキャッシュレス支払いの主な方法の『スマホ決済』、『電子マネー』、『クレジットカード』の3つの安全性について詳しく紹介していきたいと思います。

 

スマホ決済の安全性

スマホ決済はスマホアプリを利用してスマホにバーコードかQRコードを表示させて読み取る仕組みの決済方法です。

 

いま最も新しいキャッシュレス支払い方法の一つでもあります。

 

国内のスマホ決済サービスではLINE Pay(ラインペイ)やOrigami Pay(オリガミペイ)が最も歴史が古いですが、それでも2015年~2016年頃とキャッシュレス支払いとしてはまだ数年の歴史しかありません。

 

ここ最近では2018年に誕生したスマホ決済サービスのPayPay(ペイペイ)が会員数1,000万人を突破するなどまさに飛ぶ鳥を落とす勢いです。

 

ペイペイ、登録者数1千万人突破 (日本経済新聞)

 

スマホ決済はアプリにログインすれば利用できる手軽さが大きな利点です。

 

財布いらずでスマホで買い物ができるのは便利ですが、ほとんどの人は利用するたびにログインするよりもログイン状態のままにして利用しているのがほとんどでしょう。

 

そのため、スマホ決済はスマホを紛失してしまうと誰でも利用できるようになってしまうという危険性があります。

 

また、スマホ決済の多くは事前に入金した分しか利用できないプリペイド式となっています。

 

プリペイド式であれば入金した金額以上に利用される心配はないと安心してしまうでしょう。

 

しかし、クレジットカードから入金することができるスマホ決済もあるため、クレジットカードからの入金を設定していると、カードの限度額の上限まで利用されてしまう危険性があります。

 

そのためスマホ決済サービス各社によって『二段階認証』を採用して不正利用を防止する取り組みもしています。

 

二段階認証を簡単に説明すると、アプリにログインすることを第一段階の認証として、さらに利用残高へのチャージや利用額増額をするには第二段階の認証としてパスワードを必要としています。

 

この二段階認証を採用することでスマホアプリにログインしている状態でも、第三者による高額な料金の不正利用をしにくくしています。

 

(なお、スマホのロック解除などに指紋などの生体認証を利用していれば三段階の認証とも言えます)

 

二段階認証について詳しく知りたい方は以下の記事を合わせて読んでみて下さい。

 

クレジットカード豆知識 〜『二段階認証』と『3Dセキュア』について〜

 

電子マネーの安全性

電子マネーにはSuica(スイカ)やPASMO(パスモ)、nanaco(ナナコ)、楽天Edyなどさまざまな種類があります。

 

では、これら電子マネーはどのような仕組みで利用できるようになっているのか?

 

電子マネーは基本的にカードに非接触ICチップが搭載されており、決済端末に近づけるとICチップの情報を読み取って決済をするというものになります。

 

「ICチップって何?」と思う方のために以下補足です。

 

IC(Integrated Circuit:集積回路)がチップとして組み込まれたもの。チップの中にさまざまな情報を蓄積することができる。クレジットカードの場合カード利用時に暗証番号を必要として第三者がカードを利用しようとした場合の不正利用防止にも利用されています。

 

電子マネーは基本的には国内のみで流通しているものが多いため、海外からの不正利用という被害は起こりにくいです。

 

また、電子マネーの場合もスマホ決済と同じく一定の金額を事前に入金するというプリペイド式のものが多いのも特徴です。

 

事前に入金できる金額にも一定の上限があるため不正利用をしても詐欺を行う側にとってはメリットが少ないので電子マネーの被害は比較的少ない気がします。

 

しかし、電子マネーの場合は不正利用よりも特殊詐欺による被害に遭うという危険性があります。

 

LINE(ライン)などでアカウントが乗っ取られたりすると知り合いのアカウントからWebMoney(ウェブマネー)※の振り込みを要求する連絡などが来たりします。

 

※WebMoney(ウェブマネー)はコンビニなどで購入することができ、カードに記載されている16桁の番号を入力することでインターネット上の買い物などに利用することができる電子マネーです。

 

詐欺からの連絡の場合、急用でお金が必要になったという連絡でコンビニでWebMoney(ウェブマネー)を買って、この番号を教えて欲しいという連絡が来ます。

 

こちらは私もかつて経験したことがあり、あからさまに怪しい連絡だったので落ち着いて対処すれば詐欺だと分かります。

 

しかし、人によっては親しい人が困っているので力になりたいと思い理由もよく分からないまま教えてしまう人がいるのでしょう。

 

人の親切心を利用する悪質な詐欺被害に引っ掛らないように注意しましょう。

 

クレジットカードの安全性

クレジットカードはスマホ決済や電子マネーに比べると最も歴史の長いものになります。

 

国内におけるクレジットカードの誕生は1960年代となり既に50年以上という半世紀にも及ぶ歴史を持っています。

 

長い歴史を持つ老舗のクレジットカード会社は?設立年数別で分かるクレジットカード会社一覧

 

クレジットカードには様々なセキュリティ対策が施されているものが多いです。

 

ICチップを搭載してカード利用時に暗証番号を求めるものや、ネットショッピング利用の際には3Dセキュアとしてパスワードを利用するものなどさまざまなものがあります。

 

また、カードの利用状況を24時間365日絶え間なく監視しておかしなカード利用履歴があればカード会員への連絡をしてくれるなどの安全対策もされています。

 

国内で発行されているクレジットカードとして代表的な三井住友カードやJCBカードなどはセキュリティにも力を入れているイメージが強いです。

 

【保存版】JCBカードと三井住友カードのセキュリティ対策を比較紹介。どちらも安全性が高いカードなので国内・海外で安心して使えます。

 

三井住友カードやJCB(ジェーシービー)ではクレジットカードに将来的に生体認証やカードそのものをパスワードでロックするなども考えられています。

 

クレジットカードのセキュリティ戦争勃発!!JCBは日本初の指紋認証機能付きクレジットカードを試験運用開始!

 

クレジットカードはVISAやMasterCard、JCB、アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブなど世界中で利用できる国際ブランドを有しているため、世界中で利用することができます。

 

これはクレジットカードの利便性の高さの一つでもありますが、逆に言えば不正利用の被害も国内だけではなく海外でも起こりえます。

 

それだけ危険性も高いことからクレジットカードというのは入念な安全対策が施されているということにもなります。

 

ちょっとやそっとのことで不正利用をされてしまっては安心してクレジットカードを使うことができませんからね。

 

キャッシュレスではクレジットカードが最も安全性が高い。電子マネーとスマホ決済はほぼ互角。

 

あくまでも個人的な意見ですが安全性の高いキャッシュレス支払いの順位をつけるとすると以下のようになります。

 

1位:クレジットカード

2位:電子マネー

3位:スマホ決済

 

キャッシュレス支払いの中で安全性の高いものとしては、クレジットカードが現在のところ一番といえるでしょう。

 

1番にした理由としては、世界中で安心して利用できる仕組みや誕生してから50年以上も続いているキャッシュレス支払いの歴史としても最も古いものになるからです。

 

この歴史の長さが安全性の高さを物語っていると言っても過言ではありません。

 

これだけ長い間利用され続けるというのにはやはりワケがあるものです。

 

スマホ決済と電子マネーは国内利用に限定されるため海外からの不正利用には強いと言えますが、安全対策の強固さではクレジットカードには劣ると個人的には思います。

 

あえて電子マネーを2位とした理由としては不正利用の被害の少なさです。

 

国内メインで利用するのであればキャッシュレス支払いは電子マネーがベストかもしれません。

 

電子マネーでも不正利用の被害がこれまでゼロだったかというとゼロではありませんが、これまで大きな被害というのは発生していないというのがあります。

 

ただし、電子マネーの不正利用の被害を立証することも難しいという問題も同時にあるので、実際には被害にあっても事件として扱われていないケースもあるかもしれません。

 

そしてスマホ決済を3位としましたが、やはり不正利用の被害の多さとその規模の大きさからいまのところ安全性は高いとは言えません。

 

しかし、スマホを利用した様々な機能を利用することができるので将来性の高さで言えばもっとも期待できるのもスマホ決済だと思います。

 

もう少し時間が経って技術や仕組みが確立してくればクレジットカードに次ぐ安全性の高さをスマホ決済が手に入れるかもしれませんね。

 

以上、【クレジットカード豆知識】 『クレジットカード』と『電子マネー』と『スマホ決済』どれが一番安全なのか?キャッシュレス支払いの安全性を検証。の記事でした。

 

読んで頂きありがとうございました。

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