クレジットカードを作ろうとする時にカード特典内容やポイントの還元率などに注目する人は多いと思いますが、セキュリティについて注目している人は少ないと思います。
「そもそもクレジットカードの不正利用の被害に遭うなんて思っていない・・・。」そんな風に考えている人が多いのではないでしょうか?
そんな人は要注意です!!
クレジットカードの不正利用なんて他人事という風に考えている人はいまのうちに考えを改めておいた方がいいでしょう。
この読みものの目次(もくじ)
不正利用の被害に遭ってからカードのセキュリティを調べるのでは遅い
クレジットカードには不正利用などの被害を想定したセキュリティ対策や補償などを用意していますが、これらの内容はクレジットカード各社によって異なります。
1社では不正利用発覚後の補償期間が遡って30日間までだったり、60日間までだったりとクレジットカードによって補償内容が違っています。
また、不正利用の被害に遭う確率が高いのはやはり利用頻度の高いカードなので、普段から利用しているカードはセキュリティの高いカードを使ったほうが無難でしょう。
もし普段から利用しているクレジットカードがセキュリティが低かったり、補償が少ないカードの場合には、最悪不正利用の補償がされないという可能性も出てきてしまいます。
ポイントが貯まるカードを普段利用している人などは、そのカードのセキュリティが問題ないかどうか確認しておいた方がいいでしょう。
意外に多いクレジットカードの不正利用被害
実際どれくらいクレジットカードの不正利用が起こっているのか?
2017年を例として上げると不正利用被害の金額は約236億円にも上ると言われています。
クレジットカード被害が14年ぶりの高水準 フィッシングが影響か(ZDNet Japan)
また、クレジットカードの普及が進んでいるためこの被害額は年々増加している傾向にあります。
こちらはツィッター上でクレジットカードの不正利用に遭われた方のツィートになりますが、どの方も「まさか自分が・・・」といった感じの印象です。
何か届いたなーって思ったら、、
Σ(゚□゚;)
不正利用被害の疑いがあるから止めるって!
遠征のときにクレカ無いのめっちゃ不便なんですけど(>_<)
てか?色々とクレカ登録してあるから変更が面倒なんだけど(´・ω・`) pic.twitter.com/f750Wkwu6F— やす丸 (@Yasumaru_0808) October 10, 2018
こちらの方はヨドバシカメラのゴールドポイントカード・プラスで不正利用の被害に遭われてしまったようです。
このように不正利用に遭うとカードが利用できなくなってしまいます。
夫のクレカが海外で不正利用されて止まったらしく、Facebookメッセンジャーの再インストール今日ずっとできなくて泣いてる、、、ライフライン、、、
メッセンジャー、iPhoneのSafariからも見れないし不便すぎるんだけど pic.twitter.com/cspEMF4tJ3
— asami81 (@asami81) October 6, 2018
こちらの方は家族カードを利用していたようで旦那さんのカードが不正利用されてしまったために、家族カードも利用できなくなってしまったというケースです。
こちらの方は自分で利用明細を見てカードが不正利用をされた痕跡を見つけたようです。
きちんと管理をしていれば不正利用の発覚を早くすることができるといういい例ですね。
クレジットカードの不正利用に遭うと後処理が大変
クレジットカードの不正利用の被害に遭うとカードの利用ができなくなってしまいます。
そうなると何が起こるのか?
公共料金の支払いなどにクレジットカードを利用している場合、登録しているクレジットカードが不正利用被害に遭って利用を停止されてしまうと支払いができなくなってしまいます。
もし何もせずに放っておいてしまいうと支払いの延滞扱いとなってしまい督促状のような通知を送付されてしまう可能性あります。
そのため違うカードに登録をし直すか支払い方法を一時的に銀国引き落としや口座振り込みなどの対応に切り替えなければなりません。
普段カードで支払っているから気にしていなかった毎月の支払い方法の変更作業というのはけっこう大変です。
自分で出来る不正検知対策
不正利用の検知についてはカード会社自身も取り組んでいるところがほとんどですが、それでもすぐに発覚するかというとそうとは限りません。
何百万人というカード会員の数えきれない決済内容をチェックして、さらに不正利用されたカード会員の方へそれぞれ通知するとなると、自分のところに連絡が来るまでに数日かかってしまいます。
そのため不正利用が無いかどうかを自分でチェックするということも大切です。
自分自身もチェックすることでカード会社と2重のチェックになるので不正利用を見逃す確率が減ります。
「ではどうやってチェックすればいいのか?」というと以下の2点を実施するだけでも、不正利用のは発覚を早めることができます。
■クレジットカードの請求金額を毎月ちゃんと確認すること。
■利用明細を最低1ヶ月に1度、できれば週に1回は確認すること。
毎月のクレジットカードの請求額をチェックして、おかしな金額になっていないか確認することで不正利用の見逃しを防ぐことができます。
また利用明細をこまめにチェックしておけば使った記憶の無い支払いもすぐに見つけることができます。
もし、不正利用をされることが心配という方はぜひ試してみてください。
セキュリティの高いクレジットカードはこれ
クレジットカードの不正利用の予防策をすることもひとつの手ですが、やはり抜本的な対策はセキュリティ性の高いクレジットカードを利用することが一番です。
そこでセキュリティ性の高いクレジットカードを2つ紹介したいと思います。
安全に日々利用できるカードをお探しの方にはおすすめです。
三井住友カード
セキュリティに強いクレジットカードの筆頭となるのが三井住友カードです。
三井住友カードは数あるクレジットカードの中でも最も不正利用されにくいクレジットカードの1枚と言えるでしょう。
その理由として三井住友カードには、ICチップ対応や、顔写真付きカード、ネットショッピング認証サービスなど多くのセキュリティ対策技術が採用されています。
私も10年近く三井住友カードを利用していますが、これまでネットショッピングや実店舗での支払いなどにも利用してきました、一度も不正利用の被害に遭ったことがありません。
もし、三井住友カードで不正利用されてしまったら逆にどのカードを使えばいいのかと考えてしまいます。
それくらい普段から安心して使うことができているカードということでもあります。
セキュリティに強いクレジットカードの筆頭株 → 三井住友カード(公式)
三井住友カードについてはこちらの記事でも詳しく紹介しているので合わせて読んでみて下さい。
JCBカード
JCBカードは個人的には国内で三井住友カードに次ぐセキュリティ性の高さを誇っているカードだと思います。
JCBカードは24時間365日クレジットカードの利用に不審な決済が無いかチェックしてくれるという安心感があります。
実際に私は数年間ほぼすべての支払いをJCBカードに集約していた時期がありましたが、この時にも一度も不正利用の被害に遭うことはありませんでした。
海外で利用する機会もありましたがそれでも全く問題ないくらい安心して使えるカードです。
日々の支払いに安心して使えるクレジットカードを探しているという人にはおすすめの一枚です。
強固なセキュリティで守られるクレジットカード → JCBカード(公式)
JCBカードについてはこちらの記事でも詳しく紹介しているので合わせて読んでみて下さい。
数年後のクレジットカードはさらにセキュリティ技術が向上していく
いまはまだ不正利用などが増え続けているためクレジットカードを利用することに少し不安を感じる人もいるでしょう。
「いっそのことクレジットカードを使うのをやめたほうがいいんじゃないか?」なんて極端な考え方をしてしまうかもしれません。
しかし、クレジットカードなどの決済技術は日進月歩で進化しています。
少し例をあげるとソフトバンクはアメリカのDynamics社と共同で通信機能を搭載したクレジットカードの導入を検討しています。
ソフトバンク、通信機能とディスプレイ搭載のクレジットカード (マイナビニュース)
また、日立とKDDIでは手のひらで認証して決済が出来るという掌紋(しょうもん)認証という技術も開発されています。
日立など、顔認証と掌紋認証を組み合わせた店頭での手ぶら決済を実現(マイナビニュース)
近い将来にはクレジットカードというもの自体が存在せずに自分の手のひらが決済端末として機能しているかもしれませんね。
そしてこういった技術革新によりクレジットカードの安全性は日々向上されて行っています。
以上、まさか自分がクレジットカードの不正利用に・・・・と、そうなる前に。セキュリティの高いクレジットカード持っていますか?の記事でした。
読んで頂きありがとうございました。