もはや説明不要ともいえる無料通話アプリのLINE(ライン)。
ほとんどの人のスマホに標準搭載されていると言っても過言ではないアプリと言えるでしょう。
そんなLINE(ライン)で利用できるスマホ決済のLINE Pay(ラインペイ)を利用している人も多いのではないでしょうか?
利用者数は2017年時点で3,000万人を超える数になり、スマホ利用者の多くはLINE Pay(ラインペイ)を利用してることになります。
【LINE Pay】日本の登録ユーザー数が3,000万人を突破 (LINE公式)
日本の人口数を考えても、もはや4人に1人はLINE Pay(ラインペイ)を利用しているということになります。
交通系電子マネーのSuica(スイカ)でも約7000万枚とこれの約半分、PASMO(パスモ)は約3,000万枚と同等の数を誇っています。
・・・これは恐ろしいほどの普及率ですね。
この読みものの目次(もくじ)
- 1 まずはLINEの経済圏について紹介
- 2 LINE Pay(ラインペイ)を使うためにまず『本人確認』をしよう
- 3 銀行口座を登録の方法
- 4 かんたん本人確認の方法
- 5 郵送での本人確認の方法
- 6 LINE Pay(ラインペイ)を使うにはどうすればいいのか?
- 7 LINE Pay(ラインペイ)を使ってできること
- 8 LINE Pay(ラインペイ)を利用して貯まるポイントはLINEポイント
- 9 『マイカラー』によるランクアップ制度でLINEポイントが増える
- 10 LINE Pay(ラインペイ)利用時の注意点
- 11 2019年にLINE Pay(ラインペイ)VISAクレジットカードが誕生すればクレジットカードチャージが可能になる予感
- 12 LINE Pay(ラインペイ)を使ってみよう
まずはLINEの経済圏について紹介
LINE Pay(ラインペイ)について紹介する前に、まずはLINEの経済圏について少しおさらいしたいと思います。
まだ、LINE Pay(ラインペイ)を使ったことがないという人は、おそらく通話アプリとしてのLINE(ライン)の機能しかほとんど利用していないと思います。
「メッセージや無料通話ができればいい」それくらいで利用している人も多いでしょう。
しかし、2019年現在LINE(ライン)で出来ることというのは下図のように実にこれだけたくさんのサービスがあります。
みなさんこんなにたくさんのLINE(ライン)のサービスがあることを知っていましたか?
(もし知っていたらLINE(ライン)マニアですね)
これらの金融サービスの一つとしてスマホ決済のLINE Pay(ラインペイ)が存在します。
LINE Pay(ラインペイ)を使うためにまず『本人確認』をしよう
LINE Pay(ラインペイ)を利用するためには、まず本人確認を完了させることが必要です。
この本人確認を完了させることで送金や銀行口座への出金などができるようになります。
この本人確認の方法には3つの方法があります。
■ 銀行口座登録
■ かんたん本人確認(身分証)
■ 郵送での本人確認
おそらく多くの人が利用する本人確認の方法としては、「銀行口座登録」か「かんたん本人確認(身分証)」の2つとなるでしょう。
まず、本人確認の方法ですが、LINEアプリより『ウォレット』⇨『残高表示部を選択』⇨『設定』⇨『本人確認』の順に選択します。
引用 本人確認の方法(公式)
本人確認を選択すると、「銀行口座を登録」「かんたん本人確認」「郵送本人確認」の3つを選択があります。
銀行口座を登録の方法
まず、「銀行口座の登録」の場合ですが、以下の画面の右側の『銀行の選択』という画面が表示されます。
引用 銀行口座登録の方法(公式)
口座登録の方法が各種銀行によって違いますが、ここでは代表して「ゆうちょ銀行」の方法を紹介します。
まず、「ゆうちょ銀行」を選択した場合、LINE Pay利用規約の同意画面となるのでそちらを入力し、その後『名前』、『生年月日』、『職業』、『住所』などの入力画面になるのでそちらを入力します。
その後、以下のような「即時振替サービス」の画面に切り替わります。
引用 銀行口座登録の方法(公式)
ここで、支店番号、口座番号を入力すると、次に「キャッシュカードの暗証番号」の入力画面に切り替わります。
引用 銀行口座登録の方法(公式)
ここでキャッシュカードの暗証番号を入力し、口座振替申し込みを選択すると、銀行口座での本人確認登録が完了です。
時間にしておそらく5分もあれば完了してしまうでしょう。
かんたん本人確認の方法
次に「かんたん本人確認」ですが、こちらはスマホと身分証があればあとはカメラで撮影するだけと非常にシンプルな本人確認方法です。
まず、かんたん本人確認を選択すると、『名前』、『生年月日』、『職業』、『住所』などの入力画面になるのでそちらを入力します。
次に、本人確認用の身分証の種類を選択して身分証と自分の顔が写るようにカメラで撮影をします。
引用 本人確認の方法(公式)
最後に撮影した写真をアップロードすれば本人確認は完了です。
時間にしておそらく3分もあれば完了してしまうでしょう。
郵送での本人確認の方法
最後に「郵送での本人確認」ですが、こちらは本人確認用のハガキを受け取るという方法のため、本人確認が完了するまでに時間がかかります。
まず、郵送での本人確認を選択すると、『名前』、『生年月日』、『職業』、『住所』などの入力画面になるのでそちらを入力します。
そのあとカメラで本人確認書類を撮影してアップロードしまずは作業はここで終了です。
引用 本人確認の方法(公式)
後日、本人確認用の認証コードとQRコードが記載された簡易書留のハガキが送られてくるので、そちらで認証を行うと本人確認が完了です。
郵送の期間も含めると少なくとも2、3日以上は時間がかかるため時間に余裕がある方ならこちらの方法でもいいかもしれませんね。
LINE Pay(ラインペイ)を使うにはどうすればいいのか?
LINE Pay(ラインペイ)を利用するにはまず事前に入金(チャージ)をする必要があります。
これは交通系電子マネーのSuica(スイカ)のように、使うためのお金を入金するプリペイド式の利用方法です。
この入金(チャージ)をするための方法としては以下の方法があります。
■ 銀行口座からのオンライン入金(チャージ)
■ LINE Pay(ラインペイ)カードを利用したレジでの入金(チャージ)
■ コンビニ店頭での入金(チャージ)
引用 LINE Payのご利用方法(公式)
なお、入金(チャージ)をする際には手数料は一切掛かりません。
また、銀行口座からのご利用の場合は指定した金額より残高が減ったら、自動的に入金(チャージ)をする「オートチャージ」も利用することができます。
LINE Pay(ラインペイ)を使ってできること
LINE Pay(ラインペイ)を使ってできるお支払方法には以下の種類があります。
■ LINE Pay(ラインペイ)カードによるお支払
■ LINE Pay(ラインペイ)コードによるお支払
■ オンライン決済によるお支払
■ クレジットカードによるお支払
■ QUICPayによるお支払
引用 LINE Payのご利用方法(公式)
なお、QUICPayによるお支払についてはおサイフケータイ機能を搭載したスマホにGoogle Payに登録したJCBカードによるものが対象となります。
【LINE Pay】Android™対応端末で「QUICPay」対応開始 (LINE公式)
LINE Pay(ラインペイ)を利用したQUICPayの利用方法については公式サイトに以下のように紹介されています。
・「Android」対応スマートフォン端末に、「おサイフケータイ」「Google Pay」の両アプリをダウンロードする・スマートフォンの「LINE」アプリ内、「ウォレット」の残高表示部分を選択する・「LINE Pay」メインメニュー内「QUICPay」を選択(*)・「Google Payに登録」を選んで「LINE Pay」をメインカードに登録し、設定完了引用 LINE株式会社
なお、QUICPayを利用したお支払を利用するのにおすすめなのがJCB CARD Wというクレジットカードです。
こちらのクレジットカードは年会費が無料でポイントが2倍もらえるので、LINEポイントとクレジットカードのポイントをお得に貯めることができます。
・ JCB CARD W (公式サイト)
JCB CARD Wについてはこちらの記事でも詳しく紹介していますので、合わせて読んでみて下さい。
LINE Pay(ラインペイ)を利用して貯まるポイントはLINEポイント
LINEポイントは1ポイント=1円分としてLINE Pay(ラインペイ)残高に交換することができます。
LINEポイントを、LINE Payの残高に交換する (LINE公式ブログ)
ほかにもLINEスタンプを購入する際のLINEコインに2.4ポイント=1コインとして交換して利用するも可能です。
また、LINE MUSICのクーポンにも1ポイント=1円分として利用することもできます。
ちなみに、他のサービスであるamazon(アマゾン)ギフト券や電子マネーのnanaco(ナナコ)に交換して利用することも可能です。
しかし、この場合は以下のように交換レートが悪くなってしまうので、貯まったLINEポイントはLINE Pay(ラインペイ)残高として利用するのが最もいい方法でしょう。
ポイント名称 | LINEポイント | 交換後ポイント | 交換レート |
アマゾンギフト券 | 550 | 500 | 90% |
nanaco | 300 | 270 | 90% |
Ponta | 300 | 270 | 90% |
メトロポイント | 300 | 270 | 90% |
JALマイレージ | 300 | 100 | 33% |
ベルメゾンポイント | 300 | 270 | 90% |
選べるe-GIFT | 550 | 500 | 90% |
『マイカラー』によるランクアップ制度でLINEポイントが増える
LINE Pay(ラインペイ)には毎月の利用実績に応じてポイント還元率が上がる『マイカラー』というランクアップ制度があります。
マイカラ―という名前の通りランクは「グリーン」、「ブルー」、「レッド」、「ホワイト」という色分けをされています。
(余談ですが、まるでヒーロー戦隊ですね・・・・)
出典 秘密戦隊ゴレンジャー(東映チャンネル)
このマイカラーは1ヶ月間のLINE Pay(ラインペイ)を利用した決済金額に応じて、以下のように最大2.0%までランクアップするようになっています。
マイカラー | ポイント還元率 | ランクアップ条件 |
グリーン | 2.0% | 決済金額10万円/月以上 |
ブルー | 1.0% | 決済金額5万円~9万9,999円/月 |
レッド | 0.8% | 決済金額1万円~4万9,999円/月 |
ホワイト | 0.5% | 決済金額0円~9,999円/月 |
※ポイント付与率の決済上限は100万円/月まで
もし、マイカラ―が「グリーン」の人が翌月に10万円の決済を利用した場合、10万円の2.0%の2,000LINEポイントをもらうことができます。
逆に、マイカラ―が「ホワイト」の人が翌月に9千円の決済を利用した場合、9千円の0.5%の45LINEポイントしかもらうことができません。
ようはLINE Pay(ラインペイ)を使えば使うほどお得になるのが、『マイカラー』によるランクアップ制度になります。
LINE Pay(ラインペイ)利用時の注意点
LINE Pay(ラインペイ)を利用する際に注意して欲しい点は以下の2点になります。
・LINE Pay(ラインペイ)残高からの出金時には手数料が別途216円掛かる
LINE Pay(ラインペイ)に残っている残高を他のことに使いたいという時に、残高から銀行口座などへ出金する際には手数料が216円発生してしまいます。
ごくたまにしか出金しないのであればいいですが、何度も出金するとその都度手数料が発生してしまうので、なるべき出金することがないように余分な入金(チャージ)をしない方が良いでしょう。
・LINE Pay(ラインペイ)専用のパスワードが必要
こちらはLINE(ライン)登録時のパスワードとは別に「LINE Pay(ラインペイ)専用パスワード」の登録が必要となります。
パスワードを増やすのは嫌だという人もいるかもしれませんが、こちらは第三者にLINE(ライン)アカウントを乗っ取られてしまった際の不正利用を防ぐための安全対策の一つとなっています。
他にも、別端末でのLINE Pay初回ログイン時には専用パスワードの入力(iOSではTouch IDやFace IDによる認証にも対応)が求められるようになっていたりと安全のための機能として理解しましょう。
2019年にLINE Pay(ラインペイ)VISAクレジットカードが誕生すればクレジットカードチャージが可能になる予感
2019年にLINEからVISAブランドのクレジットカードが発行されることがアナウンスされました。
こちらについては以下の記事で詳しく紹介しています。
そして、このクレジットカードが唯一LIEN Pay(ラインペイ)にクレジットチャージができるクレジットカードになる可能性が非常に高いです。
いままで銀行口座からのチャージやコンビニなどでチャージをしていた人にとっては利便性が高くなるかもしれません。
LINE Pay(ラインペイ)を使ってみよう
世の中にたくさんのスマホ決済が誕生していますが、これから主流となり普及していくスマホ決済の大本命の一つがLINE Pay(ラインペイ)だと言えるでしょう。
何よりスマホアプリとしてすでにLINE(ライン)を利用している人が多いので、すでに利用しているLINE(ライン)アプリからLINE Pay(ラインペイ)を利用するだけという手軽さがあります。
また、利用者がすでに3,000万人を超えているという点でもユーザーから支持されていることが分かると思います。
スマホを利用している人で今後キャッシュレス決済の一つとしてスマホ決済の利用を考えている人は、LINE Pay(ラインペイ)をぜひ利用してみて下さい。
以上、使いこなしていますか?無料通話アプリのLINE(ライン)が提供する決済アプリ「LINE Pay(ラインペイ)」。使い方やお得な方法を紹介。の記事でした。
読んで頂きありがとうございました。