アメリカン・エキスプレス・カードは、グリーンカードでもすでに一般的なカードのゴールドカード相当のサービスが提供されますが、アメリカン・エキスプレス・ゴールドカードになるともはやプラチナ級と言っても過言ではない特典が付いてきます。
また、カードの券面もグリーンカードからゴールドになると一気に高級感が増して、所有欲を満たしてくれるようなカードになります。
そんなアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードとは一体どんなカードなのか?
一言でいうと『アメックスグリーンにさらにグルメとゴルフ特典が充実したクレジットカード』です。
アメックスグリーンは旅行に特化したサービスが充実していましたがグルメやゴルフなどの特典についてはあまり特筆するものがありませんでした。
しかし、アメックスゴールドはレストランなどのお食事に関する特典が充実し、さらにゴルフ関連の特典も付いています。
おそらくアメックスグリーンが20代から30代の若年層をターゲットとしているとしたら、アメックスゴールドは30代から40代のミドル世代をターゲットとしてるカードのイメージです。
では、まずはアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードの概要について紹介したいと思います。
カード名称 | アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード |
カードブランド | American Express |
入会資格年齢 | 20歳以上 |
年会費 本人 | 29,000円(税抜) |
年会費 家族会員 | 1枚目無料、2枚目以降12,000円(税抜) |
ご利用可能額 | 設定なし(上限は有) |
お支払方法 | 一括払い、分割払い、ボーナス一括払い、リボ払い |
旅行傷害補償(国内) | 最高1億円 |
旅行傷害補償(海外) | 最高1億円 |
ポイント還元率 | 1% |
電子マネー対応 | Apple Pay |
・ アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード(公式サイト)
年会費29,000円(税抜)というのは一般的にはかなり高額な部類でカードの種類によってはプラチナカード級の年会費となりますが、これから紹介するサービスを見ると納得の金額にな感じることだと思います。
ちなみにアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードの基本的なサービスはグリーンカード(一般カード)のサービスを継承することになります。
グリーンカードのサービスはこちらの記事をご覧ください。
これらサービスに対してさらにアップグレードされたものや、新たに追加されたサービスを付帯したものがアメリカン・エキスプレス・ゴールドカードのサービス・特典となります。
それでは、アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードの魅力やサービスを紹介したいと思います。
この読みものの目次(もくじ)
- 1 世界共通で通用するカードフェイスとステータス
- 2 一流レストランでお得にお食事ができるAmerican Express Invite
- 3 ゴールド・ダイニング by 招待日和で1名分のコース料理が無料
- 4 ゴールド・ワインクラブ
- 5 ゴルフ愛好家なら間違いなくゴールドカード
- 6 エアポート送迎サービス(ゴールドカードバージョン)
- 7 利用限度額は人によって大きく異なる
- 8 「ポイント還元率」よりも「特典」で選ぶカード
- 9 本場アメリカでは金属製カード(メタルカード)やローズゴールドも選べる
- 10 アメックスゴールドカードの入会審査基準は?
- 11 アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードを体験しよう
- 12 アメックスゴールドが気になった方はこちらも検討して下さい
世界共通で通用するカードフェイスとステータス
まず、何より先に説明しておきたいのはアメックスブランドという唯一無二のステータスを手に入れることです。
グリーンカードを含めアメリカン・エキスプレス・カードを手に入れる最大の魅力はここにあると思います。
アメックスはVISAやMasterCardのような利便性はないですが、世界中で通用するクレジットカードブランドです。
カードデザインも世界共通なのでブランドの統一感もあります。
アメックスのカードフェイスを見れば何のカードと聞かなくてもアメックスだと分かるブランド性があります。
車で例えて言えばメルセデスベンツの「スリーポインテッド・スター」やBMWの「キドニーグリル」、アウディの「フォーリングス」のように一目見れば分かるデザインとブランド性が大きな魅力です。
これが国や地域ごとに異なるデザインだったりするとブランドの統一感というのは薄れます。
そのため海外に持って行っても通用するので安心して利用できるのがアメックスの大きな魅力の一つです。
また、アメックスの歴史は160年以上と非常に長く老若男女(ろうにゃくなんにょ)世代も問わず知られているというのもブランドの強みです。
おそらくあなたのお父さんお母さん、おじいさん、おばあさん誰もが見たことのある知っているカードブランドでしょう。
公式サイト アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
一流レストランでお得にお食事ができるAmerican Express Invite
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードには新たにグルメ特典として、American Express Invite(アメリカン・エキスプレス・インバイト)というサービスが加わります。
このAmerican Express Inviteという特典は世界400以上の一流レストランでのお食事で、お食事料金を20%オフや、アペタイザーやボトルワインのサービスなどがあります。
いったいどこで利用できるのかというと、例えば国内では東京と大阪のみに対象の店舗があります。
東京
アルジェントASAMI | Bistro Champagne Tresors | ブラッスリーポール・ボギューズ銀座 |
ブラッスリーポール・ボギューズ ミュゼ | D’ORO | D’ORO HATSUDAI |
代官山ASO チェレステ日本橋店 | Flamme Scene Steak Cuisine | Gina |
銀座鮨青木 銀座本店 | 銀座鮨青木 西麻布店 | ICONIC |
小熊 | Kuma3 | Le Chez Crit |
L’Auberge De L’ill | メゾン ポール・ボギューズ | 肉 LABO |
PATINASTELLA | Res Arcana 青山 | Res Arcana 広尾 |
レストランひらまつレゼルヴ | レストラン マサウ エキ | リストランテ ASO |
六本木テラス フィリップ・ミル | RRR ビストロ | RRR Kobe BEEF STEAK |
さいしゅん | サンス・エ・サヴール | 鮨 新太郎 |
鉄板焼き かいか | 銀座 とり屋幸 |
大阪
Bistro Champagne | ラ・フェット ひらまつ | Lagunaveil Premier |
おもてなし茶屋 咲扇 | 炭火ステーキ レモン | 鉄板ステーキ パイナップル |
他にも海外でも多くの国で利用する事ができるので国内だけではなく海外でも食事をする機会があるという人には、アメックスゴールドカードでワンランク上のお食事を楽しむことが出来るでしょう。
なお、海外で利用できる国は以下の国となっております。
アルゼンチン | オーストラリア | オーストリア | ブラジル |
カナダ | 中国 | コロンビア | コスタリカ |
エジプト | フランス | ドイツ | ギリシャ |
香港 | インド | インドネシア | イタリア |
メキシコ | モナコ | モロッコ | ニュージーランド |
パナマ | フィリピン | 韓国 | ロシア |
サウジアラビア | シンガポール | 南アフリカ | スペイン |
スイス | タイ | トルコ | アラブ首長国連邦 |
イギリス | アメリカ | ベネズエラ | ベトナム |
公式サイト アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
ゴールド・ダイニング by 招待日和で1名分のコース料理が無料
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードのもう一つのグルメサービスとして「ゴールド・ダイニング by 招待日和」というサービスがあります。
こちらは国内外およびシンガポールの200店舗のレストランの中から所定のコースメニューを2名以上で予約すると1名分の料理代金が無料になるというサービスです。
利用されているレストランはどれも一流といえるレストランばかりなので、用意されている料理コースも5,000円~20,000円くらいの料金設定となっているので、こちらのサービスを2、3回ご利用すれば年会費以上のメリットがあります。
このサービスを利用してとっておきのデートや大切な人とのお食事を楽しめばきっと喜ばれるでしょう。
大切な人へ素敵なお食事をプレゼントできるカードがアメックスゴールドカードです。
公式サイト アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
ゴールド・ワインクラブ
ゴールド・ワインクラブというサービスは入手困難な希少価値の高いワインや、季節や時期によってお勧めのワインを、ゴールドワイン・デスクへ電話をすればエノテカのワインソムリエ、バイヤーが教えてくれます。
お勧めのワインのほかにもワインの銘柄や予算に応じたワイン選びをサポートしてくれるため、専門的なワインの知識が無い人でも気軽に相談できます。
プレゼントなどで贈るワイン選びもこちらのゴールドワイン・デスクへ相談すれば喜ばれるワインをプレゼントできるでしょう。
ゴルフ愛好家なら間違いなくゴールドカード
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードには、グリーンカードには無いゴルフ特典が一気に付帯されるので、ゴルフをする人なら間違いなくゴールドカードにすることをおすすめします。
アメックスゴールドカードには通常年会費が295米ドル必要となる、「プリファード・ゴルフクラブ」に無料入会できるという特典があります。
プリファード・ゴルフクラブに入会するとプリファード・ゴルフ提携のホテルに2泊以上宿泊した際に、ホテル契約のゴルフコースのプレー料金が1名分無料になるというサービスがあります。
プリファード・ゴルフクラブが利用できる国・地域は以下の通りです。(2018年4月時点)
バミューダ諸島 | アイルランド | イタリア | ジャマイカ | リトアニア |
メキシコ | モロッコ | ニカラグア | セントクリストファー・ネイビス | スコットランド |
南アフリカ | スペイン | タンザニア | イギリス | アメリカ |
他にもアメリカン・エキスプレスの「ゴルフ・デスク」では全国1,100か所以上のゴルフコースと、ハワイ・グアム・サイパンの提携ゴルフコースの予約・手配を無料で行ってくれます。
海外のゴルフコースなどでは予約などで手数料などが発生する場合もあるので、通常の予約方法よりは、アメリカン・エキスプレスのゴルフ・デスクを利用する方がお得にりようできます。
また、アメリカン・エキスプレスでは「ゴルファー・プロテクション」という保険プランも用意されています。
こちらの保険プランは東京海上日動火災保険株式会社が用意する保険プランで、通常だと年間8,490円からの保険プランを年間2,680円から申し込むことが出来ます。
アメリカン・エキスプレスのゴルファー保険の内容は以下の通りです。(2018年4月時点)
補償内容 | プランA | プランB | プランC |
保険料 | 2,680円/年 | 9,590円/年 | 19,370円/年 |
傷害死亡・後遺障害保険金額 | 300万円 | 300万円 | 300万円 |
障害入院保険金日額 | 4,500円 | 4,500円 | 4,500円 |
障害通院保険金日額 | 3,000円 | 3,000円 | 3,000円 |
第三者に対する賠償責任保険金額 | 3,000万円 | 3,000万円 | 3,000万円 |
ゴルフ用品損害費用 | 10万円 | 50万円 | 100万円 |
ホールインワン・アルバトロス費用 | 10万円 | 50万円 | 100万円 |
ゴルフ場で怪我などをしてしまった時などには、通常の保険とは別にゴルフ保険に入っている方が保険適用される可能性が高いです。
またゴルフ場でプレーしている際に盗難に遭ってしまったり、ゴルフのプレー中に思わぬ破損などをした場合の保険として有効な保険です。
他にもホールインワンやアルバトロスを達成した時の備えとして入っておくのもおすすめです。
休日のゴルフが今までにない確かな満足に変わるサービスがアメックスゴールドカードにはあります。
公式サイト アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード
エアポート送迎サービス(ゴールドカードバージョン)
エアポート無料送迎サービスは国内の主要国際空港である、羽田空港、成田国際空港、関西国際空港、中部国際空港から対応エリア内の自宅までの間の送迎を、割安の定額料金で送迎してくれるというサービスです。
こちらのサービスはグリーンカードにもありましたが、ゴールドカードではさらに料金が格安となってご利用出来ます。
たとえばグリーンカードでは21,000円だったエリアが15,000円で利用できるようになったり、13,000円だったエリアが9,000円で出来るようになったりと金額が大きければ大きいほどお得感が増していきます。
以前私が空港まで利用した時のタクシー料金が約20,000円近く掛かったエリアはこのサービスを利用すると9,000円で利用する事が出来てしまいます。
そう考えると、このエアポート送迎サービスを利用すると普通にタクシーを利用するよりも、約4割~5割くらいの費用ともはや通常の半額以下の料金でタクシーを利用する事ができます。
このエアポート送迎サービスを利用できるエリアは以下のようになっています。
羽田空港
都道府県 | 対応エリア | 料金 |
東京都 | 大田区、品川区、江東区 | 2,000円 |
港区、中央区、世田谷区、目黒区、渋谷区、千代田区、台東区、墨田区、文京区、新宿区、江戸川区、荒川区、北区、豊島区 | 3,000円 | |
中野区、足立区、葛飾区、杉並区、板橋区、練馬区 | 5,000円 | |
三鷹市、武蔵野市、西東京市、調布市、狛江市、稲城市、清瀬市、東久留米市、小平市、小金井市、国分寺市、国立市、多摩市、府中市、日野市、町田市 | 6,000円 | |
八王子市、昭島市、立川市、東村山市、東大和市、武蔵村山市、福生市、瑞穂町、あきる野市、日の出町、青梅市、羽村市 | 9,000円 | |
檜原村、奥多摩町 | 10,000円 | |
神奈川県 | 中原区、川崎区、幸区 | 1,500円 |
鶴見区、神奈川区、高津区、港北区、宮前区、都筑区、西区、中区、南区、緑区、保土ヶ谷区、磯子区、旭区 | 3,000円 | |
戸塚区、港南区、泉区、金沢区、瀬谷区、多摩区、麻生区、栄区、青葉区 | 6,000円 | |
鎌倉市、逗子市、葉山町、横須賀市、相模原市(中央区、南区)、大和市、座間市、綾瀬市、海老名市、寒川町、茅ヶ崎市、藤沢市、三浦市、厚木市、平塚市、大磯町、二宮町、伊勢原、秦野市、愛川町、相模原市(緑区) | 9,000円 | |
千葉県 | 浦安市、市川市、船橋市、松戸市 | 6,000円 |
柏市、流山市、八千代市、鎌ヶ谷市、習志野市、袖ヶ浦市、木更津市、我孫子市、白井市、千葉市、四街道市、印西市、君津市、市原市、富津市 | 9,000円 | |
成田市、野田市、佐倉市、酒々井町、富里市、長柄町、長南町、芝山町、多古町、神崎町、香取市 | 10,000円 | |
栄町、横芝光町、山武市、匝瑳市、茂原市、白子町、長生村、睦沢町、八街市、いすみ市、大多喜町、御宿町、勝浦市、東金市、 九十九里町、大網白里町、一宮町、鋸南町、館山市、南房総市、鴨川市、旭市、東庄町、銚子市 | 12,000円 | |
埼玉県 | 八潮市、三郷市、川口市、草加市、鳩ヶ谷市、戸田市、朝霞市、和光市、新座市、蕨市 | 6,000円 |
さいたま市、越谷市、志木市、富士見市、三芳町、狭山市、所沢市、吉川市、川越市、飯能市、春日部市、上尾市、入間市、ふじみの市、蓮田市、伊奈町 | 9,000円 |
成田国際空港
都道府県 | 対応エリア | 料金 |
東京都 | 都内23区全域、三鷹市、武蔵野市 | 10,000円 |
西東京市、調布市、狛江市、府中市、清瀬市、東久留米市、小平市、小金井市、国分寺市、国立市、多摩市、八王子市、昭島市、日野市、立川市、東村山市、東大和市、武蔵村山市 | 15,000円 | |
神奈川県 | 横浜市、川崎市、鎌倉市、逗子市、葉山市、横須賀市、三浦市、相模原市、大和市、座間市、綾瀬市、海老名市、厚木市、藤沢市、寒川市、茅ケ崎市、平塚市、大磯町 | 15,000円 |
千葉県 | 成田市、宮里市、酒々井市、栄町、印旛村、本埜村、佐倉市、八掛市、印西市、四街道市、八千代市、白井市、千葉市、鎌ヶ谷市、船橋市、習志野市、浦安市、市川市 | 5,000円 |
松戸市、柏市、流山市、市原市 | 10,000円 | |
我孫子市、野田市 | 15,000円 | |
埼玉県 | 八潮市、三郷市 | 10,000円 |
さいたま市、川口市、越谷市、鳩ケ谷市、戸田市、朝霞市、和光市、新座市、志木市、蕨市、上福岡市、富士見市、三芳町、大井町、狭山市、所沢市、川越市、入間市 | 15,000円 | |
茨城県 | 取手市 | 15,000円 |
関西国際空港
都道府県 | 対応エリア | 料金 |
大阪府 | 大阪市、泉大津市、泉佐野市、和泉市、貝塚市、柏原市、河内長野市、岸和田市、堺市、狭山市、泉南市、泉南郡(岬町、田尻町、熊取町)、泉北郡(忠岡町)、高石市、富田林市、羽曳野市、阪南市、藤井寺市、松原市、八尾市、南河内郡(河南町、太子町、千早赤阪村) | 5,000円 |
池田市、茨木市、交野市、門真市、四条畷市、三島郡島本町、吹田市、摂津市、大東市、高槻市、豊中市、豊能郡(豊能町、能勢町)、寝屋川市、東大阪市、枚方市、箕面市、守口市 | 10,000円 | |
兵庫県 | 神戸市、芦屋市、尼崎市、川西市、宝塚市、西宮市、伊丹市 | 10,000円 |
京都府 | 京都市内、宇治市、乙訓郡(大山崎町)、京田辺市、久世郡(久御山町)、城陽市、綴喜郡(井手町、宇治田原町)、長岡京市、向日市、八幡市、相楽郡(笠置町、加茂町、木津町、精華町、山城町、和束町、南山城村) | 15,000円 |
中部国際空港
都道府県 | 対応エリア | 料金 |
愛知県 | 名古屋市、岡崎市、幸田町(額田郡)、蒲郡市、日進市、西加茂郡(小原村、三好町、藤岡町)、東郷町、安城市、刈谷市、知立市、西尾市、幡豆町、吉良町、一色町、碧南市、高浜市、常滑市、半田市、知多市、東海市、大府市、豊明市、知多郡(阿久比町、武豊町、東浦町、南知多町、美浜町) | 5,000円 |
その他愛知県全域 | 10,000円 |
※上記金額は消費税、高速料金、迎車手数料、深夜早朝割増料金なども含みます。
利用限度額は人によって大きく異なる
アメックスの特徴として一律で利用限度額の範囲を決められていないので、信用が高い人と低い人では利用できる金額が大きく異なります。
たとえアメックスゴールドカードでも信用の低い人の場合は100万円未満の限度額という人もいれば、信用の高い人であれば300万円以上というようなケースもあります。
この信用というのはカードを利用する人の収入や職業、勤務先、年齢など様々な要素から判断されるため、実際にどれくらいカードを利用できるかというのは入会してみないと分かりません。
そのため、アメックスのゴールドカードなら高額の利用が出来ると思って入会しても、信用が低い場合思ったよりもカードが利用できないということもあります。
もし確実に高額決済が出来るカードが欲しいという方であれば、ご利用可能額の範囲が明確になっているJCBゴールドカードや三井住友ゴールドカードなどを利用する方が良いでしょう。
逆にプラチナカードなども所有できるような信用の高い方であればゴールドカードでも1,000万円以上の利用ができることもあります。
これは人によってはメリットにも感じるかもしれませんし、デメリットに感じるという人もいるかもしれません。
「ポイント還元率」よりも「特典」で選ぶカード
アメックスゴールドカードを検討する人の中にポイント還元率を求めるという人はいないと思いますが、念のためお伝えするとアメックスゴールドでポイントをたくさん貯めることはあまり期待しない方が良いでしょう。
もちろんポイントも貯まりますが基本的には100円=1ポイントという還元率になります。
このポイントもおまけで付いてくるともの考えて利用した方が良いでしょう。
もし、ポイントをたくさん貯めたいという人であれば、ポイント用に年会費無料で作れるYahoo! JAPANカードや楽天カードなど別のカードを用意した方ががっかりしないですむでしょう。
アメックスゴールドカードの場合、ポイントを貯めるカードというよりもカードの特典を利用することで価値が生まれるカードです。
カードの特典を上手に利用すればポイントが貯まるカードとは比べものにならないほどのベネフィット(利益)を感じることが出来るでしょう。
公式サイト アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード(公式サイト)
本場アメリカでは金属製カード(メタルカード)やローズゴールドも選べる
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードが気になる方は、本場であるアメリカではどんなアメックスゴールドカードがあるのか気になりませんか?
じつは本場アメリカでは日本と違いアメックスゴールドには金属製カード(メタルカード)が存在します!
しかも色もゴールドだけではなくローズゴールドという2色展開となっているのです。
American Express® Gold Card (United States)
これは日本のアメックスユーザーにはうらやましいところですね。
とくに女性の方でアメックスゴールドカードが欲しいという方がいればローズゴールドはぜひとも欲しい一枚でしょう。
男性の方であれば金属製でゴールドに輝くアメックスゴールドカードが手に入るとなれば欲しいという人も多いと思います。
日本でも需要はあると思うのでぜひとも日本のアメリカン・エキスプレスでも発行して欲しい一枚ですね。
アメックスゴールドカードの入会審査基準は?
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード会員になりたいと思った時にふと思う疑問として、「いったいどのような人アメックスゴールドに入会できるのだろう?」ということ。
アメックスゴールドカードというステータスとなるともはやプラチナ級のステータスに近くなるので、厳格な審査を通過した選ばれた人しか入会することはできません。
しかし、アメックスにはさらに上にプラチナ、センチュリオンという上位カードが存在するため、アメックスゴールドの審査基準は少し高い程度というのが正直な印象です。
ちなみに私がアメックスゴールドの審査に通過した時には年収は800万円前後でした。
カードの審査基準というのは公開されていませんが、これまでの経験からおそらく以下のような人であれば問題なくアメックスゴールドに入会することができるでしょう。
・医者、議員、外交官、地方公務員、国家公務員、税理士、教職員など
・会社に勤めている正社員、派遣・契約社員の方、または自営業などを行っている方(アルバイトなどは除く)
・勤続年数が10年以上の方
・年収が600万円以上の方
・過去に金融事故(支払い延滞、自己破産など)をしたことがない方
・金融機関に多額の借り入れがない方(自動車や住宅ローンは除く)
アメックスグリーンでも紹介しましたが、まず入会審査に通過するための大前提としては継続的に安定した収入があること、過去に支払い延滞などを起こしていないことです。
これがなければはっきり言ってアメックスゴールドを持つことは出来ないでしょう。
この条件をクリアしてさらに重要となる条件としては、年収の高さと勤続年数の長さがあります。
年収は高ければ高いほど支払い能力があると評価されるので良いですが、それと同じくらい勤続年数の長さというのが挙げられます。
勤続年数が短ければ仕事を辞めて収入が無くなってしまう可能性もあるので、勤続年数が長いことで「この人は仕事を辞めたりせずに継続的に収入を得られる人」だと評価されます。
年収の高さという基準はクリアすることが難しいかもしれませんが、勤続年数が20年以上など長ければ年収が500万円くらいでもアメックスゴールドの入会審査に通過できるかもしれません。
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードを体験しよう
これだけのサービスを年間29,000円で受けられるというのであれば年会費は高くないと言えるでしょう。
ほかのゴールドカードでは体験できないようなサービスをアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは備えています。
アメックスゴールドカードの良さを知るためには何よりもゴールドカードの上質なサービスを体験してみることが一番良く分かります。
気になる方はアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードを手に入れて下さい。
ここまで記事を読んでくれたあなたに向けた特別なキャンペーンです
・ アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード 新規入会キャンペーン(公式)
アメックスゴールドが気になった方はこちらも検討して下さい
アメックスゴールドカードを作ろうと思っているのであれば、もう一枚こちらのクレジットカードも比較して検討してみて下さい。
そのカードとは、JCBプラチナカードです。
アメックスゴールドカードとJCBプラチナカードをそれぞれ比較すると以下のようになります。
カード名称 | アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード | JCBプラチナカード |
カードブランド | American Express | JCB |
入会資格年齢 | 20歳以上 | 25歳以上 |
年会費 本人 | 29,000円(税抜) | 25,000円(税抜) |
年会費 家族会員 | 1枚目無料、2枚目以降12,000円(税抜) | 1枚目無料、2枚目以降3,000円(税抜) |
ご利用可能額 | 設定なし(上限は有) | 入会時150万円以上 |
お支払方法 | 一括払い、分割払い、ボーナス一括払い、リボ払い | 一括払い、分割払い、ボーナス一括払い、リボ払い |
旅行傷害補償(国内) | 最高1億円 | 最高1億円 |
旅行傷害補償(海外) | 最高1億円 | 最高1億円 |
ポイント還元率 | 1% | 0.5% |
電子マネー対応 | Apple Pay | QUIC Pay, Apple Pay |
JCBプラチナカードは国内だけではなく海外でのサービスにも強いので、アメックスゴールドと比較しても遜色ないサービスです。
また、なによりプラチナステータスを持つことができるという所有欲を満たすことができます。
年会費もアメックスゴールドよりも4,000円安く、さらに家族カードにおいてはアメックスゴールドに対して9,000円も安いです。
(逆にアメックスゴールドの家族会員の年会費の高さがちょっと際立っているだけかもしれませんが・・・。)
「アメックスって名前も券面もカッコよくてアメックゴールドにしようと思ったけど、そもそもゴルフもやらないしレストランに行く機会も少ないどころかほとんどないんじゃないか?」なんて人には、アメックスゴールドを作るよりもJCBプラチナカードの方がサービスを活用できるかもしれません。
JCBプラチナカードについてはこちらの記事でも詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
アメックスゴールドと合わせて、ぜひご検討してみて下さい。
以上、アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードを徹底的に解説の記事でした。
読んで頂きありがとうございました。
コメント