クレジットカードを選ぶ時に気になる事としてポイント還元率の高さというのがありますよね。
そこで今回ポイント還元率の高さ順におすすめのクレジットカードを個人的に選びましたので紹介したいと思います。
この読みものの目次(もくじ)
- 1 そもそもポイント還元率とは?
- 2 還元率の高い順に選べばいいだけではない
- 3 第一位 REX CARD(レックスカード)
- 4 第二位 リクルートカード
- 5 第三位 楽天カード
- 6 第四位 JCB CARD W/JCB CARD W plus L
- 7 第五位 ヤフーカード(Yahoo! JAPANカード)
- 8 第六位 三井住友カードエブリプラス
- 9 第七位 dカード/dカードゴールド
- 10 第八位 エポスカード
- 11 第九位 ビックカメラSuicaカード
- 12 第十位 イオンカードセレクト
- 13 自分に合った高還元率のカードを選ぶ方法は?
- 14 2019年は10月から始まった消費税増税分のポイント還元もまだまだ継続中
- 15 ポイント還元率の今後のトレンドは低下していく流れになるかも・・・?
- 16 さいごに
そもそもポイント還元率とは?
まず、「クレジットカードにおけるポイント還元率とは何なのか?」を簡単に説明します。
ポイント還元率というのはクレジットカードでお支払をした時にクレジットカードのポイントとして還元される比率になります。
もっとも分かりやすい例として『楽天カード』をあげると、楽天カードは通常コンビニなどでお買い物をするとポイントが100円ごとに1ポイントもらえます。
つまり、ポイント還元率としては1.0%ということになります。
楽天カード 100円=1ポイント 還元率1.0%
しかし、楽天市場でお買い物をすると100円ごとに2ポイントもらうことができます。
楽天カード 100円=2ポイント 還元率2.0%(楽天市場でお買い物の場合)
この場合、楽天カードで楽天市場でお買い物をした場合はポイント還元率が2.0%ということになります。
還元率の高い順に選べばいいだけではない
「ポイント還元率の高い順番にクレジットカードを選べばいいだけでしょ?」と思うかもしれませんが、じつはそんなに簡単な事ではありません。
クレジットカードのポイントには通常のポイント還元率だけではなく、ポイントアップ制度やカードの付帯特典などによるポイント還元率のアップなどがあったりします。
また、電子マネーやスマホ決済を利用した時にポインが付与される場合とされない場合があったりいろいろ複雑です。
そこで以下の4つの視点からポイント還元率の高いクレジットカードを厳選して選びました。
・利用するシーンを選ばない
・ポイントアップ制度
・電子マネーチャージ時のポイント付与
・スマホ決済によるポイントの付与
その結果1位から10位まで並べた結果が以下の通りになります。
順位 | クレジットカード名 | ポイント還元率 | 取り扱いブランド | 電子マネーポイント対応 | 備考 |
1位 | REX CARD | 1.25% | VISA・MasterCard | Suica・ICOCA | |
2位 | リクルートカード | 1.2%~4.2% | VISA・JCB・MasterCard | Suica・nanaco・ICOCA・楽天Edy | ICOCA・楽天EdyチャージポイントはVISA・MasterCardのみ |
3位 | 楽天カード | 1.0%~6.0% | VISA・JCB・MasterCard | 楽天Edy | |
4位 | JCB CARD W | 0.1%〜1.0% | JCB | ||
5位 | ヤフーカード | 1.0%~10.0% | VISA・JCB・MasterCard | Suica・nanaco・ICOCA | nanacoチャージポイントはJCBのみ |
6位 | 三井住友カードエブリプラス | 0.1%〜1.5% | VISA・MasterCard | ||
7位 | dカード | 1.0%~10.0% | VISA・MasterCard | iD | |
8位 | エポスカード | 0.5%~10.0% | VISA | Suica・楽天Edy | |
9位 | ビックカメラSuicaカード | 0.5%~1.5 | VISA・JCB・MasterCard | Suica | |
10位 | イオンカードセレクト | 0.5%~1.0% | VISA・JCB・MasterCard | Suica・ICOCA・WAON | イオン銀行の普通預金金利が0.12%になります |
いろいろと悩んだ末にこの順位を決めるだけで4時間以上も掛かってしまいました・・・・。
「もっとこっちのカードの方が還元率が高いだろう」という意見もあるかもしれませんが、愛好家の一人が一個人の見解として選び抜いた10枚という目線で見て下さい。
それでは第一位から第十位まで順に紹介をしながら見ていきましょう。
第一位 REX CARD(レックスカード)
2020年に還元率で最もおすすめしたいクレジットカードとしてREX CARD(レックスカード)を選びました。
公式サイト REX CARD(レックスカード)
じつはこのREX CARD(レックスカード)はフジテレビの『めざましテレビ』で、「年会費無料で還元率の高いクレジットカード」の特集でも取り上げられ3人の専門家から最も高い評価を受けているカードです。
「めざましテレビ」でも特集されるほど注目を集めているキャッシュレス。世間の関心はもうそこまで来ていると感じる。
いったいどれくらい還元率が高いのかというと業界最高水準の1.25%という還元率を誇ります。
しかもこの還元率がいつどこで使っても同じという、利用するシーンに縛られない汎用性の高さと、年会費無料という点が専門家からも高く評価されている点でしょう。
公式サイト REX CARD(レックスカード)
REX CARD(レックスカード)について詳しくは以下の記事でも紹介しています。
第二位 リクルートカード
第二位に選んだリクルートカードはREX CARD(レックスカード)と同様に、利用するシーンを選ばずにポイントの高還元率を実現してくれる万人向けのクレジットカードです。
公式サイト リクルートカード
その高還元率のポイントは1.2%という業界でも高い水準に設定されています。
ほかにも電子マネーのSuica、nanacoのチャージ分もポイント還元対象となっているのはREX CARD(レックスカード)にはない魅力です。
ただし、カードブランドによって対象がとなる電子マネーが異なるので注意して下さい。
対象となる電子マネーチャージ
【JCBブランド】
nanaco(ナナコ)、モバイルSuica
【Mastercard(R) / Visaブランド】
nanaco(ナナコ)、楽天Edy、モバイルSuica、SMART ICOCA引用 リクルートカード公式
またリクルートカードの特徴としてリクルートグループのサービス利用でポイントがたくさん貯まるというのがあります。
じゃらん、ホットペッパーグルメ、ホットペッパービューティー、ポンパレモールなどのお得なサービスがありますが、これらのサービスをリクルートカードでご利用するとポイント還元率が4.2%までアップします。
またリクルートカードで貯まったリクルートポイントはPontaポイントやdポイントに交換することも可能です。
公式サイト リクルートカード
リクルートカードについて詳しくは以下の記事でも紹介しています。
第三位 楽天カード
クレジットカードのポイントと言えばお馴染みと言えるのが楽天カードです。
公式サイト 楽天カード (公式サイト)
楽天カードの魅力は何といっても楽天グループ利用でのポイントが高還元率で貯まるということでしょう。
楽天のサービスを利用してお買い物などをすればポイントが最大で15.0%という驚異的な高還元率で貯まるので楽天ヘビーユーザーの方に必須の1枚です。
どのようにそんなにポインを貯めるのかというと、下図のような『楽天SPU(スーパーポイントアッププログラム)』を利用すれば高還元率のポイントを実現できます。
出典 楽天カード
ただし1点デメリットを上げると楽天のポイントの難点がポイントアップ制度の見直しの頻度が多く、またもらえるポイントに有効期限付きのものが多いという点です。
せっかく高還元率でもらったポイントを期限内に利用できずポイントを失効してしまう可能性が高いです。
楽天カードでもらったポイントを長期的に貯めずその都度使うように利用するのが良いでしょう。
公式サイト 楽天カード (公式サイト)
楽天カードについて詳しくは以下の記事でも紹介しています。
第四位 JCB CARD W/JCB CARD W plus L
2018年に誕生して注目度を一気に上げているのがJCB CARD WとJCB CARD W pls Lです。
公式サイト JCB CARD W/JCB CARD W plus L
『JCB CARD W』と『JCB CARD W plus L』の違いですが、JCB CARD Wは一般向けで、plus Lが付く方が女性向け特典が用意されたカードになります。
(女性向け特典以外は基本的にサービス内容は共通のため、JCB CARD Wとして以下紹介致します。)
JCB CARD Wの魅力は一般のJCBカードに比べて、年会費が無料でカードのポイントが2倍貯まるということです。
一般のJCBカードの場合、年会費が有料でポイントが1倍なのに対して、JCB CARD Wの特典内容はかなり魅力的なものになっています。
これだけ良い条件のカードだと欲しいと思う人が多くなると思いますが、入会については年齢制限があります。
JCB CARD WおよびJCB CARD W plus Lともに年齢が18歳から39歳までしか申し込みができないというのがあります。
まぁ、年齢制限があると言っても40歳未満の方であれば問題ありませんので、かなり幅広い年齢層で申し込みができるようになっています。
また、JCB カードのポイントは1,000円につき1ポイントということでもともとの還元率が0.1%と低いのですが、1ポイントあたりの価値は3.5円〜5円ほどあるので実質的には0.5%ほどの還元率があります。
スターバックスの電子マネーチャージに利用するとポイントが10倍になるなど、使い方次第では高還元率のクレジットカードの部類に入る一枚です。
公式サイト JCB CARD W/JCB CARD W plus L
JCB CARD WおよびJCB CARD W plus Lについて詳しくは以下の記事でも紹介しています。
第五位 ヤフーカード(Yahoo! JAPANカード)
第四位はヤフーカード(Yahoo! JAPANカード)です。
ヤフーカードはコンビニなどで利用しても通常のポイント還元率が1.0%で貰えますが、ヤフーショッピングを利用するとポイント還元率がプラス2.0%の3.0%にまで上がります。
さらにヤフーショッピングご利用時にヤフープレミアム会員ならポイント還元率プラス4.0%、ソフトバンクユーザーであればポイント還元率プラス10.0%にまで上がります。
これだけのポイント還元率が貰えるというのはネットショッピング用のクレジットカードとしてかなり高レベルなカードです。
また、スマホ決済のPayPay(ペイペイ)にクレジットカードでチャージのできる唯一のクレジットカードでもあります。
なおヤフーカードのデメリットとしては、ヤフーカードはポイントサービスにTポイントを採用していますが、2019年に入りTポイントサービス自体の利便性が悪化しているというのがあります。
日本最大級のポイントサービス『Tポイント』の魅力が激減!?いったいどうしたというのでしょうか?これからのTポイントについて考察。
まだまだTポイントが利用できるところはたくさんあるのですが、今後の見通しを考えると縮小の流れになりそうなので少しランキングでは低めに設定をしています。
また電子マネーチャージによるポイントもSuica、nanaco、ICOCAに対応しているので、色んな使い方でポイントの取りこぼしが無い点も逸品のクレジットカードです。
第六位 三井住友カードエブリプラス
第六位に選んだのは三井住友カードエブリプラスです。
三井住友カードエブリプラスは五位に紹介したJCB CARD Wのように、一般の三井住友カードに比べてポイントがたまりやすいカードになっています。
「一体どれくらい貯まるのか?」というと一般の三井住友カードに対してエブリプラスではポイントが3倍も貯まるようになっています。
公式サイト 年会費永年無料のエブリプラス
しかもこの三井住友カードエブリプラスも年会費が無料のカードとなっているので、負担する費用というのは実質ゼロ円になります。
なお、三井住友カードエブリプラスを利用する上で1点注意として、エブリプラスでは自動的に『マイペイす・リボ』というお支払い方法になります。
一括払いを利用したいとしてもお支払い方法を選択することができません。
「リボ払いというと手数料が掛かって実質負担が増えてマイナスになるのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、この『マイペイす・リボ』は支払額を自分で決めることができます。
もし、1ヶ月のリボお支払い金額を10万円としていれば、1ヶ月のご利用金額が10万円以内なら実質1回払いと同様のお支払いとなるので、リボ払い手数料は発生しません。
ただし、リボお支払い金額を超える利用を1ヶ月で利用した場合には、リボ払い手数料が発生してしまうので注意してください。
つまり、リボ払い金額を高めに設定してお支払い回数が1回で済むようにしておけば、ポイントが3倍たまる三井住友カードとして利用することができます。
公式サイト 年会費永年無料のエブリプラス
第七位 dカード/dカードゴールド
dカードとdカードゴールドはドコモが発行しているという事で「ドコモユーザー専用」というイメージがありますが、純粋にクレジットカードとして見てもその魅力は、他のカードに引けを取らないどころか十分な魅力を持っています。
まずdカードの凄いところは「マクドナルド」、「ローソン」という誰もが良く利用する場所で、ポイント還元率が実質5.0%という高還元率を実現しているところです。
この特典はドコモユーザー以外の方ももちろん対象なので全ての人がこれだけお得にお買い物をすることが出来てしまいます。
しかも貯まるポイントがdポイントとドコモのポイントなので使い勝手が悪いかと思いきや、Pontaポイントにも交換できるのでポイントが貯まっても使い道が無いという心配もありません。
他にもdポイント加盟店はここ最近街中でもよく見かけるようになってきているのでもはや万人向けのクレジットカードと言えるでしょう。
そしてdカードゴールドですがこちらは完全にドコモユーザー向けの最強クレジットカードです。
もしもドコモの携帯電話料金をdカードゴールドをお持ちでないままクレジットカードでお支払しているとしたら、今すぐ真っ先にdカードゴールドへ入会することをおすすめします。
その理由はdカードゴールドの特典であるドコモプレミアクラブの会員ステージが「ゴールドステージ」にランクアップされるからです。
このゴールドステージになると自動的にドコモ利用料金の10%がポイント還元されるようになります。
しかもこのドコモ利用料金には「ドコモ光」も対象となるので携帯料金+ネット料金がすべて10%ポイント還元されてしまうのです。
さらにすごいのがこのドコモ利用料金の支払いをdカードゴールド以外で支払ってもOKというのがポイントです。
その理由は先にも説明した通り10%ポイント還元はドコモプレミアクラブ会員の特典によるものなので、必ずしもdカードゴールドでお支払いをする必要がありません。
これは結構みなさん知らない人も多いのでちゃんと知っておきましょう。
第八位 エポスカード
第八位に選んだのはエポスカードです。
公式サイト エポスカード (公式サイト)
エポスカードのポイント還元率は0.5%と他のクレジットカードに比べるとそれほど高いわけではありません。
しかし見方を変えると隠れた高還元率のクレジットカードといえる1枚になります。
その理由はエポスカードの最大の魅力は豊富な優待施設でのサービスがあります。
利用できる優待施設として飲食店やテーマパーク、カラオケなどの施設があります。
ピザーラ | 魚民 | 笑笑 | シダックス | ロイヤルホスト |
八景島シーパラダイス | よみうりランド | 富士急ハイランド | 吉本興業 | ハウステンボス |
シダックス | ビッグエコー | カラオケ館 |
この他にも美容・ネイルサロンにスパや温泉など様々なところでカード会員限定の優待を受けることが出来るのです。
・ エポスカード優待施設 (エポスカード公式)
これらの施設での優待を受けるだけで軽く還元率10%を超えてしまいます。
さらにマルイでは「マルコとマルオの7日間」のバーゲンセールでご利用すると年4回10%オフになるなど豊富な特典が盛りだくさんです。
こういった優待特典をうまく利用すれば【エポスカード】は高還元率のクレジットカードとして活躍してくれます。
公式サイト エポスカード (公式サイト)
エポスカードについて詳しくは以下の記事でも紹介しています。
第九位 ビックカメラSuicaカード
第九位に選んだのはビックカメラSuicaカードです。
このカードはSuica(スイカ)のチャージとビックカメラでの利用という利用できるシーンに限定的な部分がありますが、そのシーンでは他のカードを圧倒する還元率があります。
まず、ビックカメラSuicaカードはクレジットカードでSuica(スイカ)のチャージをするという点においては最もお得なクレジットカードです。
基本的なポイント還元率は0.5%と低い水準ですがSuicaのチャージではポイント還元率は1.5%という高水準になります。
参考までに本家のJR東日本が発行しているVIEW Suicaカードですが、こちらもSuicaチャージのポイント還元率は1.5%と同じ水準となります。
なお、ビックカメラSucicaカードでチャージしたSuica(スイカ)でお買い物をすると、ビックカメラのポイントが10%もらえるというメリットがあります。
こちらを利用すれば、Suicaチャージ分を含めて最大で11.5%ものポイントをもらうことが可能になります。
また、ほかにもビックカメラSuicaカードとVIEW SuicaにはSuica(スイカ)オートチャージが利用できるというメリットもあります。
オートチャージを利用すれば残高不足になるたびにSuica(スイカ)をチャージするという手間がなくなります。
第十位 イオンカードセレクト
第十位に選んだのはイオンカードセレクトです。
イオンカードセレクトはWAONポイント利用者にとっては必須の1枚ともいえるクレジットカードです。
その理由としてはWAONのオートチャージとWAONご利用でポイント2倍貯まるという点が最大の特徴ともいえるカードです。
公式サイト イオンカードセレクト
WAON利用の上級者なら当たり前の事ですが、イオン銀行からWAONへのチャージで0.5%のポイント還元され、さらにWAONの利用で0.5%のポイント還元されるため合計で1.0%のポイント還元がされます。
イオン利用ならイオンカードセレクトは高還元率のクレジットカードになります。
またイオンカードセレクト最大の特徴といえるのがイオン銀行の普通預金金利が0.12%になるという特典です。
こちらは通常の銀行預金金利の12倍に相当する金利設定となりかなり魅力的な特典です。
こちらの特典を目的にイオンカードセレクトを作るというというのも十分アリな選択でしょう。
公式サイト イオンカードセレクト
イオンカードについて詳しくは以下の記事でも紹介しています。
自分に合った高還元率のカードを選ぶ方法は?
高還元率のクレジットカードはたくさんありますが、どのカードが一番自分に会うカードかを選ぶのは難しいです。
今回紹介したランキングで一位に紹介したREX CARD(レックスカード)が誰にとっても良いカードとは限りません。
自分に合った高還元率のカードを選ぶには自分の生活スタイルに合うカードを選ぶのがベストです。
例えば、ネットショッピングをメインに利用するという人であれば、楽天やヤフーショッピングで特典の多い『楽天カード』や『ヤフーカード』を利用するのがいいでしょう。
また、普段から映画を見たりファミレスなどで食事をする機会が多い人であれば、映画やファミレスなどの施設で優待特典が使える『エポスカード』がいいでしょう。
また、電子マネーのSuica(スイカ)を通勤や休日の移動でも頻繁に使う人であれば『ビックカメラSuicaカード』の方がいいでしょう。
特定の場所やサービスで頻繁に使うことがなく、コンビニやスーパーなど色んなところで使えるカードが欲しい人には、REX CARD(レックスカード)やリクルートカードのような高還元率のカードがいいでしょう。
このように、その人その人の生活スタイルによってお勧めできるカードというのは変わってきます。
1年に数回しか映画館にもファミレスにも行かないのに、映画やファミレスでお得になるカードを作っても特典を利用することができず意味がありませんからね。
自分に合う高還元率のカードを選ぶときには、まず自分がどこでクレジットカードを使うことがあるのかを、よく考えてから選ぶといいでしょう。
2019年は10月から始まった消費税増税分のポイント還元もまだまだ継続中
2019年には消費税が8%から10%へ増税されるという大きな出来事がありました。
2%という増税分がじわじわと家計にインパクトをを与えていると思います。
しかし、おおくの人達が消費税増税で実施されたキャッシュレス消費者還元事業を上手く活用して景気の荒波を乗り越えようとしています。
キャッシュレスを『使う』のと『使わない』で人生が大きく変わる!?キャッシュレスを使うと人生がお得になる理由について解説。
このキャッシュレス支払いのポイント還元により、多くの人がクレジットカードや電子マネー、スマホ決済を利用するようになりましたね。
このキャッシュレス決済によるポイント還元は2019年10月から2020年6月まで実施される予定です。
なお、全てのクレジットカードが対象となるわけではなく、以下の決済登録事業者として登録をしている事業者が対象となります。
このキャッシュレス支払いによるポイント還元でもらえるポイントは2%から5%とかなりの還元率になります。
・ 個人店舗:5%ポイント還元
・ フランチャイズチェーン加盟店など:2%ポイント還元
- 平成31年10月1日の消費税率引上げ後9か月間について、消費者がキャッシュレス決済手段を用いて中小・小規模の小売店・サービス業者・飲食店等で支払いを行った場合、個別店舗については5%、フランチャイズチェーン加盟店等については2%を消費者に還元します。
引用 経済産業省
2020年もまだまだキャッシュレスによるポイント還元の恩恵を受けることはできるので、このチャンスをぜひ生かしていきましょう。
ポイント還元率の今後のトレンドは低下していく流れになるかも・・・?
高還元率のポイントがもらえるクレジットカードというのは消費者側の私たちにとっては嬉しいことです。
しかし、ポイントが高還元率のクレジットカードはこれから先も誕生してくるのか?
Forbes Japan(フォーブスジャパン)が記事として紹介していますが、残念ながらこれから先はポイント還元率は全体的に低下していく流れになるかもしれません。
・ ポイント還元率は低減化傾向、カード会社は戦略の転換期に (Forbes Japan)
クレジットカードのポイント還元率は、各カード会社の競争が激しくなる一方だが、そろそろ還元負担が限界に近づき、2019年はポイント還元が収縮する方向に転じたとウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が報じていた。
引用 Forbes Japan(フォーブスジャパン)
上記はForbes Japan(フォーブスジャパン)の記事の一部を抜粋したものですが、この動きは近年注目度が高まっているスマホ決済を見るとよく分かると思います。
2019年前半はまさにスマホ決済の戦国時代とも言えるようなキャンペーン合戦で、ポイント還元率なども20%など高還元率のものや、全額キャッシュバックなど話題性のあるものが目白押しでした。
そんなキャンペーン合戦に参加していたLINE(ライン)ですが、2019年1月から3月期の連結決算で103億円の赤字となっています。
・ LINE、最終赤字103億円 1〜3月、スマホ決済投資かさむ (日本経済新聞)
これはスマホ決済『LINE Pay』ラインペイ普及のための投資に費用が掛かってしまったための赤字となっています。
クレジットカードのポイント還元率も同じように、高還元率を提供すれば企業側の負担が増えるため還元率はなかなか上げることはないでしょう。
また、電子マネーのnanaco(ナナコ)についてもポイント還元率1.0%から0.5%に引き下げる予定があったりとポイント還元率については悪いニュースが多くなりそうです。
2019年7月1日からnanaco(ナナコ)のポイント還元率が1.0%→0.5%に改悪。nanacoでセブン-イレブンを利用している人はどうすればいいのか?
なお、以下の記事にも書いたような新規に誕生する一部のカードでは高還元率のカードは出てくるかもしれません。
LINE Pay(ラインペイ)からVISAブランドのクレジットカードが誕生!初年度年会費無料で「LINEポイント」3%還元という特典付き。
ただし、できればポイント還元率に縛られないクレジットカードの選び方も検討しておいた方がいいでしょう。
クレジットカードのポイント還元率や年会費ってそれほど重要?・・・決め手とするなら『特典・機能・安全』のほうが重要です。
さいごに
以上、ポイント還元率の高さで選ぶ厳選したクレジットカードを10枚紹介しました。
クレジットカードは各社さまざまな特典やサービスを揃えておりそれらを上手に活用するには、公式サイトだけでは分からない情報なども調べてみることが重要です。
またクレジットカードの魅力はポイント還元だけではなく付帯するサービスも大きな魅力の一つでもあります。
ただ、ポイント還元率もクレジットカードの大きな魅力であることも事実です。
今回紹介したクレジット―カードはポイント還元率だけではなく、利用するシーンや電子マネー、スマホ決済との相性、カードに付帯するサービスなども重視して選びました。
これらのクレジットカードをまだ持っていないという方は、ぜひ1枚選んでみて試しに使ってみると、クレジットカードを使う楽しさや便利さ、お得な魅力などを感じてもらえると思います。
以上、ポイント還元率の高さで絶対におすすめしたい!!クレジットカード愛好家が選ぶ厳選クレジットカード!2020年度改訂版の記事でした。
読んで頂きありがとうございました。
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